「ジャンプ」レジェンド作家インタビューに『こち亀』秋本治降臨!「貴重な話ばかりで必見だ」
公開日:2017/7/12
2017年7月10日(月)に発売された『週刊少年ジャンプ』32号のインタビュー企画に秋本治が登場。読者から「貴重な話ばかりで必見だ!」「さすがレジェンド、言葉に重みがあるよなあ」と反響が起こっている。
秋本は同誌で1976年から40年もの長きにわたり、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(以下「こち亀」)を休むことなく連載。インタビューで「こち亀」連載開始当初を振り返った秋本は、読者から「楽しい」「笑えた」と手紙を通じて反応があり「すごく励みになって、本格的にやろうと思うようになりました」と語る。「最初は両さんの笑った顔を描くのは難しかった」という苦労話や、「こち亀」でカンヅメ中に締め切り間際の他作品を手伝った裏話も披露。驚きのエピソードの数々に「秋本先生でも『こち亀』開始直後は苦労してたのか…」「自分だって忙しいはずなのに他作品のヘルプに入るとかほんと優しい人なんだな」などの声が続出している。
80年代は「すごい新人がどんどん出てきて」と、当時のジャンプの勢いを肌で感じていたという秋本。最近気になっている作品として『鬼滅の刃』を「個性的“過ぎる”のがいい」と語った。また『約束のネバーランド』を「ストーリーもコマ割りもびっちり精密に作る」と評価し、今も他の作品やマンガ家に対する興味が尽きないようす。そんな秋本の姿勢に、ファンも「鬼滅の刃のコミックス帯にコメント寄せてたし、ほんと気に入ってるんだなあ」「今でもしっかり新作をチェックしてるとか秋本先生の貪欲さはほんと凄い」と驚きを隠せないようす。
秋本は『週刊少年ジャンプ』を「学校」と例え、「先輩がいて後輩がいて…。1日中マンガが描ける最高の居場所」と表現。40年間『ジャンプ』で描き続けた秋本の同誌についてのインタビューは必見だ。