『サンデー』に6年ぶりにあだち充が登場! 剣道を通した少年少女の恋に反響続々

マンガ

公開日:2017/7/30

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    『週刊少年サンデー』35号(小学館)

 2017年7月26日(水)発売の『週刊少年サンデー』35号では、「あだち充夏祭り2017」を開催。6年ぶりの『サンデー』本誌掲載となる新作読み切り『夏のらくがき』も掲載され、「夏はあだち充!って感じで大好物だった!」「あだち充っぽさがホントにツボ。やっぱこの人天才だわ」と絶賛の声が続出している。

 同作の主人公、16歳の夏川鈴は、父に鍛えられた剣道の腕で、幼い頃から毎年夏にやってくる同い年の少年・打水光との勝負に勝ち続けてきた。光の実家は東京だが、両親が共稼ぎのため夏になると鈴のいる街の祖母の家に預けられる。そして鈴とのある約束を果たすため、何度負けても勝負を挑むのだった。

 光は中学に上がってから剣道部に入部したらしいが、1年前の勝負では竹刀を取り落としてあっさりと降参。手ごたえのない勝負に鈴は呆れていたが、1年経って再び現れた光は何故か鈴とはタイプの違う女の子を連れて現れ、自信たっぷりに鈴を挑発してくる。女の子から光の剣道の実力は全国大会で優勝するほどだと聞かされた鈴は、1年前の勝負を思い出し、突然剣道をやめると言い出してしまう…。

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 剣道を通した少年少女の淡い恋模様は、「野球絡みじゃないストーリーも面白い!」「あだち先生の短篇大好き。ラストも最高だった!」と読者に大好評。さらに長年あだちの作品を読み続けているファンからは、「この方は本当に変わらないな。ここまで変わらない漫画家さんってすごいと思う」「絵柄が変わらないのに古い感じが全くしない。そこが大好き!」と時を経ても変わらない漫画のタッチに魅了される声も上がった。

 あだちの漫画が『サンデー』に登場するのは、『-浅丘高校野球部日誌-オーバーフェンス』ぶり。同作が掲載されたのは2011年の『サンデー』22・23合併号で、女子マネージャー・瀬里沢みのりを中心に野球部のドタバタコメディを描く作品。野球、剣道ときて次はどんな物語で『サンデー』に現れるのか、あだちの今後の作品にも期待しよう。