古代国家成立の地・奈良の謎を宮司と漫画家、博物館館長が解き明かす! 伝説の女王の残した古代史最大の謎とは
公開日:2017/7/28
飛鳥時代以前に日本の中心として栄えた「ヤマト」の謎に迫る『ヤマト歴史読本』の刊行を記念した講演会「ヤマト歴史読本フォーラム ヤマトの古墳と遺跡 ―ヤマトの源流を考える―」が、2017年9月10日(日)に開催される。
奈良県の三輪山周辺の天理市・桜井市・川西町・三宅町・田原本町は、古墳や古代祭祀の遺跡が多く残る地域。歴史・神話とのつながりを感じさせる多彩な伝説や伝承も伝えられ、のちに「ヤマト」と呼ばれる古代国家成立の地であると考えられている。
いにしえの神が鎮座した神話に彩られ、古墳や祭祀の跡が残される三輪山の纒向遺跡。この遺跡は古代の王国の跡なのか、伝説の女王が神を祭ったのはこの土地なのか―古代史最大の謎を専門家と共に探っていく。
「『古代ヤマト』2大講演」と題した第1部には、『古事記』『ギリシア神話』などの漫画化で知られる漫画家・里中満智子が登場。「三輪山とオオモノヌシの謎」について語る。そして、大阪府立近つ飛鳥博物館館長の白石太一郎は「邪馬台国から初期ヤマト王権へ」と題した講演を行う予定だ。
第2部では、「唐古・鍵遺跡」「三角縁神獣鏡」「箸墓古墳」「『魏志』倭人伝」などをキーワードに「ヤマト地域を深く知り、魅力を探る」パネルディスカッションを実施。第1部の2人に加え、奈良県立図書情報館館長の千田稔、石上神宮宮司の森正光を迎えてトークが繰り広げられる。専門家と共に古代ロマンの渦巻くヤマトの秘密を解き明かそう。
■「ヤマト歴史読本フォーラム ヤマトの古墳と遺跡 ―ヤマトの源流を考える―」
開催日:2017年9月10日(日)
開場:12:00/開演:12:30~16:00
会場:東京国立博物館 平成館大講堂
定員:390名(応募者が定員を超えた場合、抽選)
応募:郵便はがきで受付(詳細PDFを確認ください)
入場料:無料
詳細PDF:http://promo.kadokawa.co.jp/pdf/321609000032/yamatoforum.pdf
※掲載内容は変更になる場合があります。