大きな鏡のある部屋で、辻村深月とお茶会を。『かがみの孤城』の豪華SNSキャンペーン開始!
更新日:2017/11/12
作家・辻村深月の到達点にして最高傑作と呼び声高い『かがみの孤城』(ポプラ社)。学校に行けなくなった7人の中学生が、狼面をつけた少女にいざなわれ、鏡の向こうにある孤城に集うファンタジック・ミステリー。恩田陸氏「この作品は、進化し続ける辻村深月の新たなステージでのデビュー作だ」、羽海野チカ氏「――そうして私たちは手を伸ばす 戦いの暗い泡の中で動けずにいる かつての同胞へ向けて、何度でも」と称賛コメントを寄せる本作は、刊行から3カ月足らずで10万部に達する勢いで波及している。
そんな『かがみの孤城』に関連したイベントがいま、SNSを賑わせている。その名も『辻村深月さんと「かがみの孤城」でお茶会を。』。文字どおり、辻村深月さんと、大きな鏡のある素敵なお部屋でお茶会するという権利を得られるキャンペーンだ。
応募方法はカンタン。twitterまたはfacebookで、『かがみの孤城』の感想や辻村深月さんに伝えたいことを100字以内で投稿。そしてその際、「#かがみの孤城でお茶会」とハッシュタグをつけることだけだ。8月1日よりスタート早々、続々と熱いコメントが寄せられている。
物語があの頃の私の手を引いて、お城の中へと導いてくれた。読み終えて初めて自分の視界が滲んでいることに気付いた。この作品は、今まで辻村作品を追いかけてきた私にとってあまりにも素敵な贈り物です。@245pro
こころは今までの誰よりも、あの頃の自分に近い女の子。だからこそもどかしい。こんな事がって誰かが感じるだろう、分かっていてもこわい。それをありのままでいて良いんだよ、と感じさせてくれる。こんな温かい世界が、誰にでもある事を知って欲しいし、どうか届いて欲しい。@coharu9193d2
色々な、沢山の想いが溢れて100文字ではとても書ききれない。私達親子にとってこの作品は救いであり希望である。では娘を深く傷つけたあの子達やその親、傷口に塩を塗り込んだ先生方、傍観者達はどんな感想を持つのか聞いてみたい。@kbfItuhDOlHcdXM
辻村さんの書く十代がすごく好きだと改めて思った。彼らが大人になってまたどこかで会えるといいし、わたしもまたどこかで彼らに会いたい。絶対ゲーム作る人になってほしい。 @microoooow
辻村深月に会いたい、という願いはもちろんあるだろう。だがそれ以上に、どのコメントからも、どうしても辻村深月に伝えたい感謝の想いが溢れている。
応募期限は9月30日まで。主人公の名を冠した、辻村さんに会える「こころ賞」に選ばれるのは作中と同じく7名だが、辻村さん直筆の手紙がもらえる「オオカミさま賞」(7名)、作品にちなんだオリジナルグッズがあたる「願いの鍵賞」(20名)も。
受賞できなかったとしても、その想いを辻村さんに直接届けられるめったにないチャンス。ふるって応募していただきたい。
文=立花もも
※投稿の際の注意
■「#かがみの孤城でお茶会」と忘れず正確にご入力ください。
■facebook の場合、「公開」設定で投稿してください。
■twitterの場合、「鍵付きアカウント」での投稿はこちらで確認することができません。@kagami2017tea をフォローの上、「公開アカウント」で投稿してください。