100均の容器ひとつで、オーブン無しでもパンが作れる! 冷蔵庫に「作りおき」生地で、食べたい分だけ焼き立て!
更新日:2020/5/11
■「毎朝焼きたてのパンが食べられたらしあわせ!」。けれども、忙しくて無理…と、あきらめないで!
『容器ひとつで!冷蔵庫で作りおきパン 切りっぱなしでカンタン』の著者、2人のお子さんを子育て中の吉永麻衣子さんはそう言います。「前日や休日、5分あれば、パン生地をささっとこねて、発酵は冷蔵庫におまかせ。朝は食べたい分だけ、カットして、オーブントースターや、フライパン、魚焼きグリルで。焼き立てがとっても簡単に食べられるんです」
ホームベーカリーがなくても、キッチンが狭くても、100均の保存容器(参考サイズ 18×26×高さ5.5㎝ 容量2.6L)があれば、おうちで焼きたてパン生活は、もう、夢じゃありません。「100均の容器の中で、計量、混ぜる、まとめる、保存、そして、ふたを使ってカットまで。成形いらずで、生地を切りっぱなしなのも魅力です。基本の作り方を紹介しますので、ぜひ試してみてください」
●ふんわり切りっぱなしパン
(基本の作り方)
材料(40g×17個分)
A (保存容器)
強力粉…400g
砂糖…20g
塩…6g
B (ボウル)
牛乳(室温にもどす)…200g
水…80g
インスタント ドライイースト…4g
バター(室温でやわらかくする)…20g
(作り方)
【生地を作る】
1、ボウルにBの室温に戻した牛乳と水を合わせ、 イーストを全体に広げるように振り入れる。イーストがとけて沈むまで、そのままおく。
2、保存容器にAの強力粉、砂糖、塩を合わせ、カードでさっとまぜ合わせる。
牛乳液に加えたイーストが完全に沈んだら、粉類に牛乳液の8割を回し入れる。
3、カードで切るようにしながら、 粉類と牛乳液をまぜる。
全体がまざったら、残りの牛乳液を粉っぽいところをめがけて加える。
4、再びカードで切るようにしながら、手早く粉と牛乳液をまぜる。
最後は手を使ってまぜ、生地をひとつにまとめる。
5、まとめた生地の上に、バターをちぎってのせる。
カードで切るようにしてまぜ、なじんできたら、手で生地をにぎるようにしてさらにバターをなじませる。