<糖質オフも!>「作りおき」×「ベジスープ」でラクちんやせ! 冬のダイエットはこれで決まり!【作ってみた】
公開日:2017/10/3
朝晩肌寒くなって、温かいスープが恋しい今日この頃。でもせっかくなら体を温めるだけではなく、栄養たっぷり&食べることで“やせ体質”になれるスープはいかがでしょう? 『やせる!作りおきベジスープ』(庄司いずみ著/主婦の友社)では、ベースとなるたっぷりの野菜を使った“ベジスープ”をまとめて作りおきし、簡単においしくアレンジできるレシピがたくさん紹介されています。
作りおきだから毎日作る手間がなく、なんといってもラクちん! 味がえバリエーションも豊富で飽きないから、おいしくダイエットを続けられます。しかも冷え症やむくみなどが解消し、ため込まない体質になれるというのもポイント。そこで今回はこの本の中から、「糖質オフ」の作りおきベジスープ3品を実際に作ってみました。
■これを作りおき)「基本の糖質オフ・ベジスープ」(P.12)
セロリ、もやし、マッシュルームをそれぞれみじん切りにし、サラダ油を熱した鍋に入れて炒めます。油が回ったら塩を振り、水を加えてひと煮立ちさせれば完成です。
1品目は、糖質オフダイエットをするなら絶対作りおきしたい、基本の糖質オフ・ベジスープです。主材料は低糖質な3つの野菜のみ&味付けも塩だけ!と、とにかくシンプル。野菜をじっくり炒めることで野菜のうまみが凝縮され、このままでも十分美味しいスープでした。ちなみに、このスープ自体の糖質量は0.8gと、驚異の低さ! おなかいっぱい食べても低糖質なのは嬉しいですよね。豆知識として、マッシュルームは低糖質なきのこの中でも、ダントツの低糖質食材なのだとか!
■アレンジ1)えのきを加えて洋風に♪「えのきのリゾット風ベジスープ」(P.20)
鍋に先ほどの基本の糖質オフ・ベジスープ、えのきを入れて煮ます。無調整豆乳、塩を加えてひと煮立ちさせれば完成です。
2品目は、先ほどの基本の糖質オフ・ベジスープに、えのきと豆乳を加えてアレンジした洋風スープです。基本の糖質オフ・ベジスープはシンプルな味付けだけに、素材そのものの味もしっかりし、少し苦みも感じられたりしていたのですが、豆乳を入れるとまろやかに包み込んでくれます。そしてみじん切りにしたえのきの食感がアクセントになり、ご飯は入っていないのにまるでリゾットを食べているような感覚になりました。糖質オフダイエットではご飯はNGとされていますが、ご飯が恋しいときにこれはおすすめ! ボリュームもあって、ほっこり気分になれる一皿です。
■アレンジ2)スープを使って煮込み料理に!「チキンカチャトーラ風ベジスープ」(P.27)
オリーブ油を熱したフライパンで鶏むね肉を焼き、先ほどの基本の糖質オフ・ベジスープ、カットトマト(缶)、にんにく、塩を加えて煮込めば完成です。
3品目は、安くて低糖質な鶏むね肉を加えたおかずベジスープです。基本の糖質オフ・ベジスープは野菜だけでなく、肉・魚介・卵などとも相性バッチリで、本書では編集部発のレシピも紹介されています。基本の糖質オフ・ベジスープにカットトマトを加えて煮るだけで、まるで何時間も煮込んだソースのような深い味わいに。これが鶏肉に絡んで、お店で食べるような本格的な煮込み料理になりました。思わずバケットを浸したくなりますが、これは糖質オフダイエットのために我慢です。
他にも基本の糖質オフ・ベジスープに1食材プラスするだけで完成するラクちんベジスープレシピなどもあります。ちなみに、ベジスープは冷蔵で3~5日間、冷凍で約3週間保存可能なので、忙しい時には嬉しいですよね。
また、嬉しいポイントのひとつに挙げられるのが、「図解レシピ」。レシピの文章が長々と書かれていると、つい気後れしてしまいがち…。ですが本書ではイラストで説明されているので、超分かりやすい!
これなら料理初心者の方でも安心です♪
★作りおき☓スープなら、糖質オフダイエットがもっとラク&楽しくなる♪
糖質オフは「カロリーを気にせず食べられる」「結果が出やすい」と、いま人気のダイエット法です。しかし、その一方でご飯や麺類のほか糖質の高い食材を避けるため、毎日の食事内容がマンネリになりがちなのも事実です。また、低糖質の食事を毎日作るのは手間がかかるので続かなかった、という話も聞きます。
そんな人にこそ、作りおきスープはとても便利! 1つの基本のスープを作りおきすればOKなのでラクちん。そしてちょいアレンジのバリエーションも豊富で飽きません。
冬のダイエットに、作りおきスープをぜひ試してみてください!
文=JUNKO