3児の母でも実現できる! ミニマルな生活へのヒント【厳選3選】
更新日:2017/10/20
インテリア雑誌で見かけるシンプルですっきりとした生活に憧れはあっても、家事や子育てに追われていると、実現させるのは難しいもの。「部屋をいつもきれいに保っておくなんて、私には無理」と諦めていた方におすすめしたいのが、ミニマルな生活を送るためのヒントが詰まった1冊『シンプル生活55のヒント』(みしぇる/SBクリエイティブ)です。
Livedoor Blogのライフスタイル・暮らしランキングで4位の人気を誇るブログ「うらうらな日々。」を運営している本書の著者“みしぇるさん”は、3児の母でありながら、日々を楽しくおしゃれに、すっきりと暮らす達人。
みしぇるさんが実践している、家事がラクになって、さらに心まで軽くなるという“55のヒント”の中から3つを厳選してご紹介します。
■きちんとたたまなくてもいい収納法にする
みしぇるさんは5人家族。5人分の洗濯は、洗濯→たたむ→しまうという作業だけでも、時間をたくさん使ってしまいます。そこで取った対策は「洋服の数を少なくする」こと。みしぇるさんの服はワンシーズンにつきトップス3~4枚、ボトムスは2~3枚。春夏秋冬の服を合計してもなんと26枚。必要最低限の枚数を見極めて、この数に決めたそう。
みしぇるさんのクローゼット。しまうのも取り出すのもラクにするため、棚一段につき洋服は4枚まで、重ねるのは2枚までとルール化。シャツ、スカート、ワンピース、コート(パーカー)はハンガーにかけて収納しています。
■「捨てる」のではなく「残す」を意識する
ミニマルな生活を目指してモノを減らそうと思っても、「捨てる」ことが難しい人は「残すモノを選ぶ」というスタンスに変えるのがおすすめだとか。
残すモノを選ぶことは、本当に好きなモノを選ぶこと。「なぜこのモノに惹かれるのか?」と考える時間は、モノを減らすこと以上に生活を豊かにしてくれます。
みしぇるさん愛用のバブーシュ。レザーの質感やフォルムが好きで、使うたびに「かわいいな」という気分に浸れるため、少しくらい嫌なことがあっても動じずに前向きでいられるといいます。
■子どもの目線で収納について考える
子どもがいる家庭の片付けでの悩みの種は、子どもが出したり持って来たりしたモノ。子どもたちを叱ったところでなかなか片付かないのが現実ですよね。“子育てあるある”を解決する、みしぇるさん流の方法は「子どもの動線を考えること」。
玄関を入ったすぐ正面にクローゼットを設置。3人の子どもそれぞれに1つずつ専用の箱を用意し、帰宅したらすぐにランドセルやリュックを入れられるように。「自分だけの収納場所がある」ということがうれしいようで、率先して箱に片付けるようになったそう。
本書でみしぇるさんが教えてくれるのは、「散らからないための考え方と仕組み」。ものごとを分かりやすく整え、家族を巻き込むことで家事をラクにするだけでなく、心も軽くなり、楽しく生活ができる。そんなヒントがたくさん詰まっています。誰でもすぐに取り入れられるものばかりなので、本書をきっかけに少しずつミニマルな生活をスタートしてみてはいかがでしょうか?
文=箕浦 梢
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