もしも松岡修造があなたの上司になったら…?
公開日:2017/10/24
もしも松岡修造があなたの上司になったら…。そんな“もしも”を物語仕立てで仕上げた自己啓発書『修造部長 もし松岡修造があなたの上司になったら』が、2017年10月26日(木)に発売される。
2016年の「理想の上司ランキング」で1位に輝いた松岡は、「純・熱血漢」のイメージがあるが、実は根拠や理論に基づかない根性論には否定的。自分にできることを冷静に考え、論理的に物事に向き合い、具体的にシミュレーションを行ったうえで着実に成功を収めている。
テニス選手時代に多くの苦難、挫折、失敗を経てキャリアを築き、日本男子テニスプレーヤーとして62年ぶり(当時)の快挙になったウィンブルドン選手権ベスト8入りを果たした。挑戦し続ける前向きな姿勢と鍛えられたメンタルの強さ、ジュニアの強化・育成を目的としたプロジェクト「修造チャレンジ」を通して培った指導者としての哲学は、スポーツだけでなく、様々なビジネスにもつながる。
同書は、そんな松岡が「本当に上司になったらいったいどのようなことが起きるのか?」 という妄想から企画がスタート。「もし松岡修造が経営難の中小企業の部長に抜擢されたら」という設定のもと、倒産寸前の部品を扱う会社を立て直していくフィクションを描く。社員のモチベーションを上げ、チームとして会社を再生してゆく過程を通じ、仕事への向き合い方やピンチの克服法などを学べるストーリー仕立てのビジネス自己啓発書になっている。
いつの間にか周りを巻き込み、やる気にさせる修造部長は個々が持っている力をうまく出し切る方向に導くナビゲーターとしての重要な役割を担っており、中間管理職として部下からも上司からも信頼を得る。数々の名言と「修造哲学」を軸に進む物語は、面白いうえにわかりやすく、笑いあり、感動ありのストーリーに。
修造部長の名言の一部を紹介!
その1:「僕は根性論が嫌いです。いわゆる、根拠や理論に裏打ちされていない根性論が、です」
その2:「崖っぷち、最高じゃないですか。新しい自分を、新しい会社を作るチャンスじゃないですか」
その3:「今日も頑張っているね。ここからは大いに緊張して、脳をぶるぶるさせて、楽しもう」
松岡以外、すべてフィクションの同書。表紙のイラストは、サラリーマンを描いたマンガの金字塔『島耕作』シリーズの作者・弘兼憲史が担当している。熱さの裏に秘められた松岡の考えを学んでみてはいかが?
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