港区在住の外資系サラリーマン・大企業社員たちがハマる“すごいダイエット”

健康

更新日:2017/11/15

「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」

 「すべての人とまともに取り合うから人付き合いに疲れてしまう。相手に情熱がないなら自分も情熱かけて何かしてやる義理はないし、その温度差が疲れの原因。その点、ダンベルはいい。40kgのダンベルは40kgの力で持ち上げるしかない」などのパンチの効いたツイートが話題になり、今やフォロワーが29万人を越えるTestosterone氏(@badassceo)。マッチョ社長として熱狂的なファンを持つ彼だが、筋トレの他にライフワークとしていることが「日本に正しい筋トレと栄養学の知識を普及させること」。そんな彼に、ダイエット時に“味気なく”なりがちな食事の解決法を教えてもらった!

ダイエット時には、運動より食事にウエイトを置け!

 ダイエットの大原則は「摂取カロリー<消費カロリー」で、ダイエットを成功させるには“食事の管理”が欠かせない。めちゃめちゃ運動したり筋トレしまくっても、食事がおろそかになっていては高い効果は望めない。運動によって消費カロリーを増やすという考え方もあるが、体重60kgの人が10kmランニングしても消費するカロリーは約600kcal。「食べた分、動く」といってもたかが知れているのだ。

 とはいえ、食事に気をつけるといっても、サラダや春雨スープばかり食べていればいいというわけではない。辛い食事制限や断食に成功しても、タンパク質が足りていないと体脂肪と一緒に筋肉が落ちてしまう。身体にハリやキレがなくなり、細いもののプニプニとした「スキニーファット」の身体になってしまうのだ。しかも、カロリーを効率的に消費してくれる筋肉を失ったことで、痩せにくく太りやすい身体にもなる。

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最強にして、あなたの“最後ダイエット”になる食事法

 ということで、ダイエットするにも筋トレに励むにも食事にはとことんこだわってほしいが、そうはいかない事情もあるだろう。簡単に「食事を管理する」といってもいろいろとハードルは高い。例えば、「結局、何を食べたらいいのか?」と悩む人が多いのではないか。

 そんな人には、最強のダイエットメソッドである“マクロ管理法”をおすすめしたい。これは、その人の性別・身長・体重・年齢、そして3段階に分けた活動量から算出した1日に摂取すべき総カロリーと、そこから導かれたマクロバランスに沿って食べるだけという超シンプルな食事法。詳しいやり方は拙著『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』でわかりやすく解説している。

その概要は以下のサイトに掲載されているので、気になる人はチェックしてみてほしい。

◆筋トレで約40kg減!“マッチョ社長”の体形を一生キープする「超シンプルな食事法」は巷のダイエットと何が違う?

 ダイエットや筋トレの食事といえば、ボイルしたササミやブロッコリーといった味気ない食事をイメージするかもしれない。また、毎日同じような食事でバリエーションがないというイメージも強い。だが、このマクロ管理法は、決められた一日の総カロリーと3大栄養素内であれば何を食べてもいいので、ようは味気ない食事でガマンする必要はないのだ。ストレスなく続けることもできるので、僕はこの方法を使ってから他のダイエットを試したことがない。いや、試す必要がないといったほうが正しいだろう。そう、僕にとって“最後のダイエット”となったのだ。

外資系エリートがハマる“すごいダイエット”の正体

 マクロ管理法なら、決められたルールのなかでは何を食べてもいいとはいえ、そもそも食事を作ることがめんどくさい人はいると思う。栄養価をきちんと把握するには加工品や外食はなるべく避けたいが、特に何かと忙しい現代人にとって自炊はなかなか億劫だ。そういう「食事管理はしたいけど、めんどくさい」という人に朗報がある。

 それが「マッスルデリ」というサービスである。マッスルデリは、筋肉生成や健康的な身体作りに必要な栄養素がきちんと含まれながら食欲を誘う彩り豊かな食事のデリバリーサービスだ。マッスルデリでは、「減量用・維持用・増量用」のプランに分かれているので、自分の目的に合わせて選ぶことができる。サイトを見て頂ければわかるが、マクロ管理法でもお馴染みのマクロバランスを主軸にメニューが組み立てられている。めんどうな調理は一切不要で、冷凍状態で届いた食事をチンするだけ。

 肝心のメニューだが、非常に豊富なラインナップが用意されていて、低脂肪・高タンパクで人気の鶏肉はもちろんのこと、ミートボールスパゲティなどのダイエット時にはなかなか手を出しづらいメニューも低脂質に仕上げられているから流石だ。ダイエット食や冷凍弁当というと味気ないイメージもあるが、味付けはしっかりしているし、ボリュームも満点。もちろん、栄養バランスを考えて作られているので、マクロ管理法的にもかなり楽だ。マッスルデリによれば、現在は主に港区や新宿区、横浜市、渋谷区在住の外資系サラリーマンや大企業社員たちから多く愛用されているとのこと。

 欧米では2012年頃から、「マッスルミール」と呼ばれるトレーニー(トレーニングしている人)向けの高タンパク食のデリバリーサービスが増加している。日本でもフードデリバリーサービス自体は存在するが、マッスルミールを提供するサービスは少ない。日本ではまだ認知度が高いとは言えないサービスだが、ダイエットや筋トレを効率的に取り組んだり、長続きするための大きな助けとなってくれる。このようなフードデリバリーサービスを使うことで、ダイエット時の食事を充実させ、調理時間を短縮させることが可能だ。「味に妥協したくない」とか「忙しい」と思ってなかなか始められない人もこの機会にトライしてみてほしい。

■著者プロフィール
Testosterone(テストステロン)
1988年生まれ。学生時代は110㎏に達する肥満児だったが、米国留学中に筋トレと出会い、40㎏近いダイエットに成功する。大学時代は総合格闘技団体・UFCのトッププロ選手と生活をともにし、最先端のトレーニング理論とスポーツ栄養学を学び、自身も米国にてデビューを果たす。現在は、とあるアジアの大都市で社長として働きつつ、筋トレと正しい栄養学を普及させることをライフワークとしている。2014年よりツイッターを開始。3年でフォロワーが20万人を突破(2017年7月現在)。完全無料のダイエット・筋トレ情報サイト「DIET GENIUS」、有料オンラインパーソナルサイト「GENIUSPERSONAL」、無料のアスリートメディア「STRONG GENIUS」の代表を務める。著書に10万部を突破した『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法』(U-CAN)のほか、『筋トレライフバランス マッチョ社長が教える完全無欠の時間管理術』(宝島社)、『尻トレが最強のキレイをつくる』(Miharuとの共著・U-CAN)、『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』(KADOKAWA)がある。
著者twitter https://twitter.com/badassceo