パワポに○○○と入力するだけ! 大手企業・官公庁の仕事効率を劇的にアップさせた「すごい習慣」とは?
公開日:2017/10/25
多くの案件をサクサクこなし、きちんと成果も上げる。そんな「仕事の達人」が、周りにいないだろうか。もしかするとその人は特別な能力の持ち主…ではなく、「いい習慣」を身に付けているだけなのかもしれない。
『効率・時間・スピード すごい習慣力:行動科学メソッドで、すべて手に入る!』(冨山真由/三笠書房)によると、人間の行動の実に75%は、無意識の行動を繰り返す「習慣」によるものなのだそう。朝起きて、顔を洗い、歯を磨くように、習慣化された行動は、やる気や能力にかかわらず継続することができる。だから、効率よく、スピーディに仕事をするために有効な行動を「習慣」として定着できれば、誰でも簡単に結果を出すことができる。
著者の冨山真由氏は、今まで180の大手企業や官公庁¬、6000人のリーダー層に向けて、この「行動定着メソッド」を紹介、導入した数々の企業が劇的に成果を上げているという。本記事では、掲載された39の「習慣」から、すぐに実践できる2つを紹介したい。
とりあえず「企画書」とだけ入力! 先延ばししない習慣
多忙の中、次々案件をこなすには、企画書作成など「期日のある仕事」がネックになることがある。
人は本来、ラクをしたい生き物。つい面倒なことを後回しにしがちだ。気がつくと期日直前! 大慌てで取り組んだ経験は、誰もがあるだろう。
その対処法として、本書では「小さく始める」習慣をすすめる。例えば、
・パワーポイントの1ページ目に「企画書」と入力する。
・過去の企画書をパラパラとめくり、眺める。
・企画書を読んだ相手にどういう気分になってもらいたいか想像する。(本書より引用)
など、ほんの小さなことを一つする。ポイントは、必ず達成できる簡単な行動。この達成感が「自分はできる!」という自己効力感を刺激し続けるので、先延ばししない習慣がつきやすくなる。
25分集中→5分休憩! 驚くほど集中力が持続する習慣
山積みの仕事を片付けたいあまり、何時間もデスクに張りついてはいないだろうか? どんなに優秀な人でも、集中力には限界がある。無理をしても、効率が悪いどころか、重大なミスにつながりかねない。
集中力を持続させる方法として、本書では「25分の作業+5分の休憩」が効果的としている。「ポモドーロ・テクニック」というタイムマネジメント手法をもとにしたもので、具体的な方法は次の通り。
1. やるべき作業を決める。
2. タイマーを25分でセットする。
3. タイマーが鳴ったら手を休め、どこまでやったかを記録する。
4. 5分間の休憩を取る。
5. 1~4を1セットとし、4セット(2時間)終わった時点で長めの休憩(15分~30分)をとる。(本書より引用)
これを繰り返す。たった5分の休憩で、作業効率が断然アップするという。スマホのアラーム機能を活用し、集中を持続させる習慣を身に付けよう。「すごい習慣」は「すごい才能」に勝る! と本書では断言している。掲載されている「習慣」は誰がやっても3週間で結果が出るというから、「仕事の達人」目指して始めてみてはいかがだろうか?
文=吉田裕美
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