『アオハライド』『君に届け』『青空エール』…恋するブックカバーのつくり手「川谷康久」のスゴさはどこにある? 『MdN』最新号で総力特集!
公開日:2017/11/13
デザインとグラフィックの総合情報誌『MdN』の12月号が、2017年11月6日(月)に発売された。同号の特集は「恋するブックカバーのつくり手、川谷康久」。多くのブックカバー・デザインを手がけてきた川谷の魅力を掘り下げていく。
川谷は、その革新的な表現で時代を牽引するデザイナー。少女マンガ雑誌『別冊マーガレット』や、単行本では『アオハライド』『君に届け』『青空エール』『俺物語!!』『虹色デイズ』『ひるなかの流星』、さらには文庫レーベル「新潮文庫nex」のフォーマット制作/デザインなど、数多くのヒット作のブックカバー・デザインを手がけている。
ブックカバーに革命を起こしたデザイナー川谷康久のすごさ10
デザイナー川谷康久のすごさをデザイン面や功績、思考など10の切り口でクローズアップ。
デザイナーだから分かる川谷康久のデザインの革新性
同業者であるプロのデザイナー、染谷洋平[BALCOLONY.]の視点から川谷のデザインの革新性について考察する。
マンガ家だから分かる川谷康久のブックカバーデザインの魅力
自身の作品のブックカバーデザインを川谷に依頼しているマンガ家・米代恭(『あげくの果てのカノン』作者)にインタビュー。マンガ家の視点からみるブックカバーの制作工程とカバーデザインとは…?
川谷康久デザインワークス
川谷が過去10年間で手がけたブックデザインの一部、200冊程を抜粋して年別に掲載。
川谷康久のカバーデザインの作り方
川谷康久のブックカバーの作り方や、制作時の視点を事例ベースで紹介していくメイキングコーナー。
<紹介作品>
王城夕紀『青の数学』、窓ハルカ『漫画として現れるであろうあらゆる恋のためのプロレゴメナ』、小野寺浩二『妄想戦士ヤマモト HDリマスター』、桜庭一樹『青年のための読書クラブ』、最果タヒ『グッドモーニング』、吉川景都『鬼を飼う 1巻』
少女マンガのブックデザイン史
少女マンガのブックデザインの歴史を紹介。解説は少女マンガ研究家の小田真琴。川谷以前、以後のデザインの流れを知ることができる。
川谷康久インタビュー
特集の最後には、川谷本人にロングインタビューを決行。制作スタイルやブックカバーデザインについてや、これまでにあまり語られることのなかったデザイナーとしての考え方に迫る。
第2特集では、「マンガタイトルのデザイン、新たな進化」と題し、マンガのタイトルデザインを紹介。話題のマンガなどを中心に、作品ごとにカバーデザインを手がけたデザイナーにタイトルデザインについて話を聞いている。
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