人気料理研究家が教える、毎日食べたい和食ごはんレシピ

食・料理

公開日:2018/1/8

 体にやさしく、おいしい和食レシピ140品を収録した『藤井恵さんの体にいい和食ごはん』。同書は多くの読者から支持され、「第4回料理レシピ本大賞」の料理部門で入賞した『藤井恵さんの体にいいごはん献立』の第2弾。

「和食中心の生活になったら、体の調子がよくなった」という著者。その理由は大きく3つあり、ひとつめは和の調味料。しょうゆ、みそ、酢、みりんなど、和食に欠かせない調味料のほとんどが発酵食品。なかでもみそ、酢には発酵由来の体にいい成分が豊富に含まれているという。

 同書では煮る、焼く、炒めるなど調理法別にみそと酢をたっぷりと使ったおかずを紹介。おなじみの肉じゃがや肉豆腐をみそ味に仕立てたり、煮物は酢を使ってさっぱりとコクをアップ。

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手羽中とれんこんのさっぱり煮

 2つめは、青魚などの魚介、大豆と大豆加工品、海藻を食べていること。体にいいことは知られていても意識しないと遠ざかりがちなこれらの食材だが、和食なら無理なく取り入れることができる。魚介はあじ、いわし、さばの青背の魚を中心に。大豆そのものはもちろんのこと、豆腐、おから、高野豆腐など大豆加工品のおかずも盛りだくさん。酢のものくらいしか思い浮かばない海藻のレシピも多数紹介している。

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刻み昆布と豚肉のいり煮

 3つめは、和食ならさまざまな調理法で野菜を食べられること。煮もの、和えもの、蒸しものなど、和食には野菜をたっぷり、ヘルシーに食べられる調理法が多い。おひたし、煮びたし、蒸し煮、炒めもの、和えものの5つの調理法で野菜をたっぷり食べよう。

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さけの三平汁

 上記の食品を軸に、きのこ、ねばねば食品、発酵食品など、普段から著者が意識して食べている食材を使った料理も登場。さらに、腸をきれいにする4つの食材を中心にした朝食や、たんぱく質と野菜を無理なく組み合わせた夕食の献立も紹介している。おいしい和食で健康的な体になろう。

藤井恵(ふじい・めぐみ)
雑誌や書籍、テレビなどで活躍する料理研究家、管理栄養士。エネルギー量や塩分量、栄養のバランスを考えたヘルシーなレシピから、おいしくておしゃれなレシピ、酒のつまみまで、得意分野は広い。チャーミングな人柄と、おしゃれなライフスタイルも人気。

※掲載内容は変更になる場合があります。