今日から会話が楽しくなる! どんな話題でも盛り上げるすごい会話のタネ 7選
更新日:2017/12/25
初対面の人と会った時、たくさんの人の前で喋る時、一般的な会話の指南書では、まずは雑談を交えて聞き手の興味を盛り上げるのがコツと教えています。それはわかっているけれど、とっさには話題が出ないのが困りものです。
『すごい会話のタネ700』(話題の達人倶楽部:編集/青春出版社)は、グルメ、スポーツ、芸能、日本語、地理、歴史、科学、生物、健康など、さまざまな場面で会話の花を開かせる700の会話のタネを紹介しています。
例えば、最近の時事ネタからすぐに使える会話のタネを7つ選んでみましょう。
1.政治のタネ
先日、日本に来日したアメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプ氏。そのトランプ氏と一緒にテレビに映っている護衛のシークレットサービスの人々はサングラスをかけていますが、実は報道陣のカメラのフラッシュで目が眩まないための必須アイテムなんだとか。例えば、ここから「仕事上の必須アイテムはありますか?」など話題を広げられますね。
2.ITのタネ
日本でも発売された最新スマートフォン「iPhone X」でお馴染みのアップル社のリンゴのマークには品種があり、カナダ原産の品種で「マッキントッシュ(Macintosh)」といい、同社のパソコンの名前の由来です。ここからも「御社のお名前も何か由来があるんですか?」など会話を繋げられます。
3.グルメのタネ
毎年11月の第3木曜日に解禁されるワインの新酒ボージョレー・ヌーヴォー。早売り競争になると品質低下を招くと最初は11月15日に解禁日が設けられていたのですが、この日が土日だと関係業者が休めなくなってしまうため、1985年から平日の第3木曜日に変更されたといいます。「御社の働き方改革は進んでいますか?」と踏み込んだ話ができるかも。
4.歴史のタネ
働き方でもうひとネタ。工事現場などではよく「安全第一」といいますが、これは1903年にUSスチールの社長に就任したエルバート・ヘンリー・ゲーター氏の経営方針で、「品質第二、生産第三」と続きます。しかし最近では品質や生産性を上げるために、社員の健康や安全が後回しになりがちです。時代に逆戻りしないように心掛けたいですね。
5.芸能のタネ
今年も出場メンバーが発表された紅白歌合戦。過去には紅白歌合戦が年2回放送された年がありました。1953年までは正月番組として放送されていたのが、年末番組に変更されたためで、その年だけ1月2日と12月31日に年2回放送されたのだとか。みなさんはどのバンドのファンですか?
6.科学のタネ
晩秋の風物詩といえば、しし座流星群です。ほとんどは大気圏で燃え尽きてしまうチリやホコリですが、大きな隕石は燃え尽きずに熱と圧力によって「ロンズデーライト」という鉱物が組成されことがあり、なんとダイヤモンドより1.58倍も硬いのだとか。「僕らの絆もそうなりたいね」と恋人を天体観測デートに誘ってみては?
7.スポーツのタネ
あと1000日を切った東京五輪。メダルを目指す若手選手の動向に期待が集まります。原則としてオリンピックの規定に年齢制限はなく、競技団体ごとに年齢制限を設けていて、新体操は16歳以上、水泳の飛び込みは15歳以上など、と決められているのだとか。みなさんの注目競技はなんですか?
思わず誰かに話したくなる面白いネタが、まだまだたくさん。これ一冊あれば、しばらく会話のネタには困らないかも。今日から、人と話すのが楽しくなりそうです。
文=愛咲優詩