武井咲とTAKAHIROが共演したドラマ「戦力外捜査官」の原作シリーズ最新刊! 凸凹コンビが東京を襲う殺人ドローンに立ち向かう

小説・エッセイ

公開日:2017/12/8


 累計部数26万部を突破した人気警察小説シリーズ「戦力外捜査官」の最新作『破壊者の翼』が、2017年11月24日(金)に発売された。

 同作は「戦力外捜査官」として連続テレビドラマ化され、武井咲EXILE・TAKAHIROの共演で大ヒット。その後、スペシャルドラマも放送されたドラマシリーズ原作の最新刊となる。

 作品内で、新興宗教団体や「名無し」と呼ばれる最強の殺し屋、カルトの残党など毎回多種多様な強敵と対峙してきた海月&設楽の捜査一課凸凹コンビ。最新作では、最凶の敵“鷹の王”が降臨し、ボウガンで無差別に都民を襲撃したり、ビルなどに放火する殺人ドローンを従えてさらに大きな企みで首都・東京を襲う様子を描く。

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 推理だけは超一流のドジっ娘メガネ美少女警部・海月と、お守り役のイケメン刑事・設楽のコンビは東京に襲来するドローン群の攻撃にどう立ち向かうのか? 個性的なキャラクターが見せるテロリストとの攻防を手に汗握って読み進めて欲しい。

 さらに、著者・似鳥鶏のデビュー10周年を記念したキャンペーンが6出版社合同企画として実施されている。各社の対象書籍の帯に付いている応募券をハガキに貼って応募すると、特別な小冊子を抽選でプレゼント。デビュー10周年を祝して、作家・芦沢央、彩瀬まる、辻真先から寄せられたコメントや「戦力外捜査官」シリーズの個性あふれる登場人物紹介なども書籍封入の小冊子で読むことができる。

仕事に行き詰まっていれば相談に乗ってくれ、確定申告の仕方がわからなくて呆然としていれば丁寧に教えてくれる似鳥さん。似鳥さんの作品には、優しく、強く、他者のために労苦をいとわず行動する男前な登場人物たちがたくさん出てきますが、ご本人は彼らに輪をかけて男前です。いつもありがとうございます。10周年おめでとうございます!芦沢央

デビュー十周年おめでとうございます。大胆かつ精緻なミステリーはもちろんのこと、底知れない人の業と、それと格闘する苛烈な精神、軽妙で愛らしいキャラクターたち、と両立の難しい多くの要素に果敢に挑み、奥深い世界を組み上げていく姿勢にいつも魅せられています。変わり続ける似鳥作品を、これからも楽しみに拝読します彩瀬まる

十周年を祝うまでには、どんな賞を得ようがベストセラーになろうが、なんと十年もかかるのです、大事業です。しかもその間に生んだ卵はイキのいい有精卵ばかり。生でも目玉焼でもオムレツでも、読み応えがあって後をひくから羨ましい!辻真先

似鳥鶏(にたどり・けい)
1981年千葉県生。鮎川哲也賞佳作入選『理由あって冬に出る』でデビュー。魅力的な人物や精緻な物語で注目を集めている。『モモンガの件はおまかせを』『彼女の色に届くまで』等多数。

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