デザインとグラフィックの総合情報誌『MdN』2018年1月号が、2017年12月6日（水）に発売された。同号の特集は「読めない文字。読みたい文字。－文字がグラフィクス化する時代」。付録には、乃木坂46を卒業する伊藤万理華のクリエイティブに焦点をあてたブックレットがつく。

　文字は感情や思考を伝える“記録媒体”として存在しているため、“わかりやすく伝わるように”デザインするのが正解だと思いがち。しかし、文字の形を「書かれている内容」に寄せたり、「かけ離れてもかまわない」ぐらいの覚悟で実験的に遊ぶことで、見ている人はドキドキしながら文字を読んでしまう。つまり、一見「読めない」ぐらいの覚悟で作られた文字こそ「読みたい」文字になるということ。同号では、“読みづらい”けれど“読みたいと思う”文字を特集している。

インタビュー1：文字をグラフィック化する、その可能性を広げる

インタビュー2：欅坂46のミュージックビデオでタイトル文字が魅力的な理由

読めない文字。読みたい文字。カタログ
CDジャケット、書籍、コミック、ポスターなど、読みやすさを最優先して作られたのではないからこそ、逆に読みたくなってしまう文字24点を収録している。

独創的な文字の創作者たち
面白い文字、自由な文字、見たことのない文字をデザインする人、ユニットを5組紹介。

付録ブックレット
乃木坂46のミュージックビデオや、各シングルの特典映像として収録される個人PVといった映像作品などでその才能を発揮し、ファンを魅了してきた伊藤万理華。2017年内でのグループ卒業に合わせ、伊藤のクリエイティブに焦点をあてた96ページのブックレットが付録としてついてくる。

・伊藤万理華を形づくってきた乃木坂46の映像作品＋α
・「伊藤万理華の脳内博覧会」フォトレポート
・RADIO DE meets CREATORS テキストで収録
・「トイ」＆「はじまりか、」フォトグラビア
・伊藤万理華 ロングインタビュー「自分のSUNNYとBLUEを見つける物語」
※ブックレットは紙版のみの付録

※掲載内容は変更になる場合があります。