キレイな部屋で良い1年を迎えよう。今からでも間に合う! 片付け本【5選】

暮らし

公開日:2017/12/29

 年末の大掃除もそろそろクライマックスを迎える頃…のハズだったが。床には脱いだ服、書籍の山、ベッドの下には埃が…。今年の(も)大掃除に失敗した方は、“片付けの方法”や“物との向き合い方”を考え直してみてはいかがでしょうか。片付けは人によっては相当難しい作業であり、単純に「部屋が汚い人=ズボラ」とは言えません。こだわりが強すぎるあまり、いつまでたっても片付けが進まない人だっているのだから。片付けや掃除に対して苦手意識を持つ人は実に多いはず。“汚部屋”に悪戦苦闘する年の瀬を、そろそろ卒業しませんか?

 

■片付けられないなら“持たない”
『ほんとうに必要なものしか持たない暮らし Keep Life Simple!』

 月間838万PV超の人気ブロガーが実践している「住まいと暮らしのアイデア」と「もの選びのコツ」のハウツー本『ほんとうに必要なものしか持たない暮らし Keep Life Simple!』(yukiko/KADOKAWA)。自分の性格が「ズボラー」「ザッパー(大雑把)」だと自覚する著者。片付けが下手な自分でも家事や収納をラクにこなせ、掃除も簡単にできる方法はないかと考えて、工夫した結果たどり着いたのが、「シンプルにするほど、どんどんラクになる!」ということでした。

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■モノと「さよなら」できる人になりたい
『1日1つ、手放すだけ。好きなモノとスッキリ暮らす』

 かさばりがちな食器、着ない服が食器棚やクローゼットに眠っていませんか? やらなきゃと思いつつ、ついできないのがモノの処分。面倒くさいし、「さよなら」は心が痛むし。でも、いつまでもハムスターでいるわけにはいきません(ハムスターの語源は「溜め込む者」)。そんな人におすすめなのが『1日1つ、手放すだけ。好きなモノとスッキリ暮らす』(みしぇる/マイナビ出版)。「モノを処分する習慣は、1日に1つモノを捨てるところからスタートしましょう。まずは財布に入れたままのレシートから始めてOK」という著者の指南を受けながら、モノの呪縛から解放されたい。“捨てグセ”が身に着けば、スッキリとした気持ちの良い暮らしが手に入ることでしょう。

 

■達人のお掃除テクニック大解剖
『掃除の解剖図鑑 やり方次第でこんなに変わる』

 コンロ近くの壁の油汚れ、畳の正しい拭き方、お風呂のカビ取り。普段は後回しにしてしまいがちな箇所だからこそ、いざ向き合ったときにどうしていいのか分からなくなってしまう。『掃除の解剖図鑑 やり方次第でこんなに変わる』(日本ハウスクリーニング協会/エクスナレッジ)は、そんなときに頼れるシンプルかつ充実の1冊。いざお掃除!となった瞬間に本書が手元にあれば非常に頼もしい戦力となってくれるはずです。

 

■“片付け”のノウハウは“仕事”も良くする
『デスクと気持ちの片づけで見違える、わたしの仕事時間』

 “片付け”のノウハウは“仕事”も良くする『デスクと気持ちの片づけで見違える、わたしの仕事時間(正しく暮らすシリーズ)』(Emi/ワニブックス)には「あれ? 仕事がラクになっている」と思える、88の工夫が収録されています。デスク周りや資料の整理術が豊富。そのほかにも、家庭との両立、時短のモノ選び、メールテクニックなど、その工夫は多岐にわたります。「なぜ片付けをするのか?」という問いの答えは、「気持ちがいいから」だけではありません。そんな当たり前だが忘れがちなことに気付かせてくれるでしょう。

 

■正しい動線だと、外出準備たったの5分
『1日1分! お金も時間も貯まる片づけの習慣』

 片付けを行うことのメリットのひとつが「結果的に、時間が浮く」ことではないでしょうか。『1日1分! お金も時間も貯まる片づけの習慣』(小松 易/祥伝社)には、たったの5分で外出できる正しい“動線”の作り方や、食器棚に空けておくべきスペースを生み出す方法などが収められています。本書はそのタイトルの通り、「時間もお金も貯まる」生活術を教えてくれます。ネットでの衝動買いを防ぐコツなんかも身につけられるのです。お金とチャンスを“引き寄せる”、これまでの片付け本とは一味違った一冊です。

片付けは幸せを呼び寄せます。片付けに対する姿勢を変えることは、人生をより良いものにするための第一歩となるかもしれませんね。

文=K(稲)