生地作りはボウルの中で3分まぜる→冷蔵室に入れておくだけ! こねない糖質オフパンで、正月太りもラクラク解消!
更新日:2018/2/13
糖質オフ中のみなさん! パンは糖質が高いから…と、食べるのをガマンしていませんか? そんな人におすすめなのが、手作りの糖質オフパン。めんどうなこねる作業はナシだから、パン作り未経験者にもおすすめです。
■こねない糖質オフパンのいいところは…
もちろん、低糖質で安心して食べられることが一番の魅力ですが、それ以外にもパン作り初心者さんでも気軽にチャレンジできるうれしいポイントがたくさんあります。
(1)ゴムべらでまぜるだけ。力がいらない。
(2)こねないから、台は不要。
(3)発酵は冷蔵室まかせで、ほったらかし(6~7時間)。
(4)生地は24時間保存できる。夜仕込んで、朝焼きたてを食べることも可能。
(5)保存料や添加物の心配なし!
【こねない糖質オフパンは、こんなにラクちん!】
■この本で紹介する基本の丸パンは、なんと糖質78%(*)オフ!
ふつうのパンは強力粉(小麦粉)が主材料ですが、この本の基本のパンは低糖質の大豆粉を使用し、大幅に糖質量をカット。大豆粉は糖質が低いだけでなく、ミネラルやたんぱく質、食物繊維のほか、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンも豊富。毎日食べても太らない健康食材だから、安心して食べられます。
*ふつうのパンと同じ重量換算して比較。糖質量は『日本食品成分表2015年版〈七訂〉』に記載の数値に基づき、算出。
【ふつうのパン、こねない糖質オフパンの糖質量比較】
■基本の丸パンをマスターすれば、食パンやフランスパン、ベーグルだって作れちゃう!
基本の丸パンの生地とほぼ同じ配合・作り方で、おなじみの食パン、フランスパン、ベーグル、フォカッチャなどが作れるから、飽きずに糖質オフ生活を続けられます。「えっ、これが糖質オフパンなの?」と思うくらい、ふつうのパンに負けない見た目にもおいしそうな仕上がり。
■糖質オフ中のランチにこねない糖質オフパンが大活躍!
糖質オフ中のランチに頭を悩ませている人は多いんです。外食だとあっという間に目標糖質量をオーバー。食べられるものが少なく、コンビニで買えるサラダチキンやゆで卵、野菜スティック頼みという声も。手作りの糖質オフパンがあれば、低糖質の具をはさんだサンドイッチやミニバーガーをおべんとうにできますよ!
■作業開始から焼き上がりまで最短30分のスピードパンもおすすめ!
発酵にかかる6~7時間が待てない! すぐに食べたい! そんな人には、発酵なしの糖質オフパンがぴったり。ベーキングパウダーや重層でふくらませるので、材料をまぜたらすぐに焼くことができます。食事パンはもちろん、マフィンやパンケーキなど、スイーツアレンジがきくメニューもありますよ。
プレーンソーダブレッド(写真左)は1/8個あたり糖質2.8g。スライスして好みの低糖質の具をのせて、オープンサンドに(写真右下)。チョコとくるみ入りのおやつパン(写真右上)は、1/8個あたり糖質3.4g!
本書は、「こねない!糖質オフパン」の作り方とアレンジをご紹介するほか、食事として楽しめるよう低糖質のサンドイッチ具材やスープ、ディップなどのレシピも掲載しています。
【著者プロフィール】
飯田順子(イイダジュンコ)
結婚後、本格的に菓子研究をスタート。フランスの製菓学校へ留学するなど、フランス菓子を中心に、料理やパンについても幅広く学ぶ。ホームベーカリーや炊飯ジャーなど、調理家電を使ったレシピ開発にも積極的。夫の健康を気づかい、糖質オフパンの研究を始め、よりおいしく作りやすいレシピを考案。本書ではさまざまなアレンジを交えて紹介している。現在は自宅アトリエにて、少人数制の料理・お菓子・パン教室を主宰。著書に『ガトーマジック』(学研プラス)、『おいしいジャムBOOK』(主婦の友社)など。
アトリエFeve:http://feve.net/
【コンテンツ紹介】
Part1 発酵あり! こねない糖質オフパン
Part2 発酵なし! 糖質オフのクイックブレッド