「拝読」「失念」「所在ない」… 使えると便利で、知らないと恥ずかしい言葉
公開日:2018/2/7
“語彙力ブーム”の第一人者による、超初心者向けの語彙力本『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ【超「基礎」編】』が、2018年1月23日(火)に発売された。
同書は、ベストセラーになった前作『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』の続編。使えると便利で知らないと恥ずかしい51の言葉を、「語源」「成り立ち」「歴史」の観点から紹介している。また、語彙の「量」を増やし続ける簡単な方法も収録。他の類書とは一線を画す、言葉を使う素晴らしさが実感できる1冊になっている。楽しみながら“語彙力”を身につけて、社会人としての評価や人生の質をあげてみては?
<掲載例>
・拝読(はいどく)…「読んでおきます」に感謝の気持ちをプラスできる
・失念(しつねん)…「本当は知っているんだけど」という雰囲気を出せる便利な言葉
・所在(しょざい)ない…「何か仕事はありませんか?」では大人として軽すぎる
・幸甚(こうじん)…「幸い」よりも感情・品格をもう一段上で表現できる など
山口謠司(やまぐち・ようじ)
大東文化大学文学部准教授。1963年長崎県佐世保市生まれ。博士。大東文化大学大学院、フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員を経て現職。専門は、書誌学、音韻学、文献学。広い視点から、わかりやすく話をするスタイルで、テレビやラジオの出演も多く、NHK文化センター、朝日カルチャーセンター、中日文化センターなどでも定期的に講演や講座を開いている。ベストセラー『日本語の奇跡』『ん』『日本語通』『てんてん』『日本語にとってカタカナとは何か』『日本語を作った男』『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』など著書多数。
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