狙うのは“犯罪集団”だけ! 裏社会の実態をリアルに描いた『ギャングース』実写映画化決定に反響
公開日:2018/1/25
2017年に幕を閉じたにも関わらず、未だに熱狂的なファンを口コミで拡大し続けている漫画『ギャングース』の実写映画化が決定した。同作の実写化にファンからは、「ギャングースやっと実写化かよ!」「より多くの人に観て欲しいし、これは実写化されるべき作品」と納得の声が続出中だ。
同作は、生まれた時から親に虐待され続け、ろくに学校も行けずに青年期を少年院で過ごしたカズキ・サイケ・タケオの3人の青年の姿を描いた物語。3人は犯罪集団だけを狙って窃盗を繰り返す“タタキ”稼業を開始し、裏社会でひたすらポジティブに生き抜いていく―!
同作は気鋭のルポライター・鈴木大介がストーリー共同制作として名を連ねており、未成年の犯罪者への実際の取材をもとに裏社会の実態をリアルに描いた“超実証主義漫画”としても知られている。そのため原作冒頭には、「この漫画は実話を基にしたフィクションです。ただし犯罪の手口はすべて実在しますので、ぜひ防犯に役立てて下さい」という注意書きが。
そんな衝撃作である同作は、ファンから「『ギャングース』はマジで中学校とかの道徳の教科書にすべきだと思うくらいに素晴らしい」「メッセージ性が強くて、俺たちのそう遠くない未来のことを考えさせられる」「いじめ、暴力、犯罪、災害、全てのことを訴えかける漫画。生きることって大切なんだよな」と高評価。
主演3人には、まず窃盗団の情報収集・作戦立案担当のサイケ役に高杉真宙。工具に関する秀でた見識を持ち、生き別れの妹を追い求めるカズキ役に加藤諒、窃盗団の車両担当タケオ役にロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカル・渡辺大知がキャスティングされている。
同作の実写化には、ファンから「R15か18つけてマンガの内容ギリギリまでやってほしい」「本当の名作だから、作品が伝えたいことがきちんと伝わるように実写化して欲しいよな!」といった声が。アウトローな世界の中で、前向きに生きる彼らの姿を見逃すな!
■映画「ギャングース」
監督:入江悠
原作:肥谷圭介・鈴木大介
出演:高杉真宙・加藤諒・渡辺大知(黒猫チェルシー)
製作・配給:キノフィルムズ/木下グループ
制作プロダクション:アミューズ+パイプライン
公式サイト:http://gangoose-movie.jp/
(C)肥谷圭介・鈴木大介/講談社