アニメ「BORUTO」でブラック企業問題が!? 社会の闇を描いたエピソードが話題
公開日:2018/1/30
2018年1月24日(水)のアニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第42話で、現代社会の闇に触れるようなエピソードを放送。「これは一体なんのアニメだ(笑)」「忍者アニメかと思ったらめっちゃ重かった」「まさかBORUTOでこんな話をするとは……」と話題になっている。
第42話「忍者のお仕事」では、下忍になったばかりのボルトが、地味で退屈な任務ばかりの日々にさっそく愚痴を漏らしていた。テレビで上忍が派手な活躍をしている様子が紹介されているのを見て、「結局俺たちは上忍様の引き立て役ってことかよ」と納得がいかないようす。
しかしそんなボルトにも楽しみにしているものが。その日はボルトが大ハマりしたゲームの続編「超忍ヒーローバトル2」の発売日で、ボルトはさっそくゲームを購入。同じ班のミツキにそのゲームの面白さを力説して、すっかり上機嫌に。
と、そんな時に「銀行立てこもり犯人を捕まえろ」という任務が舞い込んでくる。するとボルトはようやく大きな仕事が来たと意気揚々と現場へ。だが任務はボルトの想像とは違い、気の弱そうな男・ハグルマが小さな銀行の中で爆発自殺をすると騒いでいるだけだった。
ボルトは肩を落としながらハグルマの説得に乗り込むと、実はハグルマは「超忍ヒーローバトル2」のプログラマーだったことを知る。ハグルマは理不尽な要求をする上司について上層部へ訴えようとしたところ、その前に上司に濡れ衣を着せられてクビになったという。
だがハグルマが自暴自棄になった理由はそれだけではない。裏方としてどれだけ仕事をしても、誰にも自分の存在を気づかれないことが嫌になり、何もかもどうでもよくなってしまったそうだ。
このハグルマの訴えにネット上では「BORUTOの世界にもブラック企業が存在するのか」「ブラック企業ネタかよ、スゲェ時代だってばさ。しかもリアルすぎる」「今回はやけに重い話だな」「うーん考えさせられる」といった声が。
しかし今回のハグルマとの出会いが、派手な任務ばかりをしたがっていたボルトの気持ちを変えることに。忍者として一歩成長したボルトの次回の活躍に期待だ!
■アニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」
放送日時:毎週水曜 17:55~
放送局:テレビ東京系
※リピート放送 テレビ東京系 毎週土曜 7:00~/BSジャパン 毎週火曜 深夜0時58分~
原作:岸本斉史
出演:三瓶由布子、菊池こころ、木島隆一 ほか
公式サイト:http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/boruto/