タイタニック号にチェルノブイリ…人類が犯してきた数々の失敗
公開日:2018/2/3
人類史のさまざまな“失敗”を豊富な図版やイラストで解説する、『失敗だらけの人類史 英雄たちの残念な決断』が2018年1月22日(月)に発売された。
同書は人類が犯してきた失敗の数々について、それぞれの出来事の背景や判断を誤った原因、失敗の影響などを分析したビジュアル書籍。
人類の歴史は「失敗の歴史」ともいえる。しかも失敗の多くは、優秀で善意に満ちた人々が肝心なときに大事な判断を誤って引き起こされてきた。誤った判断の多くはその時には最良に思えた考えばかりだが、一方で「とてつもなく愚かな判断」が下された過去があるのも事実。膨大な人の命や暮らしを損ない、国や王朝を滅ぼす程の高い代償を支払った愚かな失敗もあれば、後世に負の影響を及ぼした致命的な誤算も数多く存在する。
同書は、「クレオパトラ、アントニウスと手を結ぶ」「チャーチルの描いた国境線、今日まで中東戦争の火種に」など、人類が犯した“愚の骨頂”とも言うべき失敗を47話にまとめて収録。カラーの図版やイラスト、写真を豊富に使用して紹介していく。
アダムとイブの神話時代から現代まで続く、英雄たちの残念な決断と泣きたくなるような舞台裏が歴史的な事実に基づいて綴られている。歴史好きには嬉しい史実の裏話にも触れられる1冊で、“成功のもと”になる失敗を学ぼう。
<主な内容>
・アダムとイブ、禁断の木の実を口にする
・クレオパトラ、アントニウスと手を結ぶ
・チャーチルの描いた国境線、今日まで中東紛争の火種に
・20世紀最悪の暴君スターリンと大粛清
・ソ連、チェルノブイリで軽率に試験を行う
・CIA、ムジャーヒディーンに武器を提供する
・津波観測センサ、インド洋に設置されず ほか計47話
※掲載内容は変更になる場合があります。