「どうせ私は…」を変える! コミュ症の会社員の成長物語
公開日:2018/2/4
“コミュ症”会社員の成長を描く『話すことが怖い。でも一人にはなりたくないんだ。』が、2018年1月26日(金)に発売された。
同書は、「人間関係」にトラウマをもつ会社員が主人公のビジネス小説。会話が苦手で仕事も人間関係も全く上手くいかない営業マンが、親友や職場の先輩に触れながら人生を大きく変える姿を描く。
主人公の達也は、自分のことを「人から興味を持たれない人間」だと思い込み、自分で自分を諦めていた。しかし、そのトラウマをつくった親友との再会から「自分が自分自身をダメな人間だと思い込んでしまっていただけだ」と気づく。そして、本当は自分が人と関わりたいと思っていることも自覚する。
そもそも言葉は誰かに伝えるために存在していて、その“誰か”がいるおかげで「伝わる言葉」が生まれる。コミュニケーションは単に人と上手に話せるだけではない。言葉によって教えられ、希望をもらったりして“本当の人間関係”をつくるためにある。
「伝わる言葉」が生まれれば、人間関係は劇的に変化するだろう。そして達也はもっと人と関わりたくなる。その過程を経て「僕にはやりたいことがある。その『どうなりたいか?』が分かったから、そのために、その人たちに『どう思われたいか?』が必要になるんだ」という一番大事なことに気づく。
会話・人間関係が苦手だと思い込んでいる人や、「仕事が思うようにいかない」、「大切な人にきちんと思いが伝えられない」と悩んでいる人におススメの一冊。達也と共に、コミュニケーションの苦手意識を克服しよう。
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