【明日放送!】全国放送第4弾『ハナタレナックス』は「おじさん5人がキャーキャーと乙女になってる番組」 “うれしー”がナレーションも担当! 3/6発売『ダ・ヴィンチ』表紙も決定!
公開日:2018/2/3
演劇ユニット TEAM NACSのレギュラー番組『ハナタレナックス』(HTB)。
現在NACSメンバー5人が唯一全員そろう貴重なバラエティ番組だが、いよいよ明日(2月4日)、午後1:55~より『HTB開局50周年記念ハナタレナックスEX(特別編)チームナックスとゆく北海道美食めぐりの旅in 小樽』(HTB北海道テレビ制作/テレビ朝日系列)が全国放送される。
その全国放送直前記念として、1月20日に都内で行われたTEAM NACS(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)の記者会見の様子をお届けします!
本日より大阪を皮切りに約3年ぶりの全国公演(第16回公演『PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて』)が開幕となるTEAM NACS。
会見当日(1月20日)、実はその舞台の稽古時間の合間をぬっておこなわれたことも重なり、終始、口を開けば「芝居の稽古に行かせてもらっていいですか!?」と、NACSらしい(?)ボヤき節が炸裂。
テレビ、映画、舞台など、5人それぞれが活躍するNACSメンバー。“全国向け”の顔とは異なる、地元・北海道でのローカル番組でしか見せないチームナックスのゆるい素顔に、会場は笑いが絶えない会見となった。
この番組に進行役として出演している石沢綾子(HTBアナウンサー)の呼び込みで、会場に登場したTEAM NACSの5人。ロケ場所となった小樽のイメージ、そして番組の見どころについて訊かれると――。
森崎:小樽のイメージは全国の観光客が立ち寄る場所、アジアからの観光客も多い場所なのですが、札幌からは近いけど足が遠のいていたんです。今回改めて訪れてみたら、40歳を過ぎたおじさん5人が、行く場所行く場所で楽しんで、キャーキャー言っていて。番組ではおじさんの“乙女な”部分がふんだんに出ているかと思います。
安田:おっさん5人で素敵な街・小樽を歩かせて頂きましたね。
戸次:今回で『ハナタレナックス』全国放送も4回目なんですよね。でも誰もやりたいと思っている人間がいないんです!!(笑)。というのも、恥ずかしいんです……ハナタレに出ている5人を見られるのが。東京では猫をかぶってですね、(テレビに)出ているわけですよ、言葉づかいにしても、リアクションにしても、どうしても普段の我々が出過ぎちゃうものですから、一言で言って迷惑でございます(笑)。『ハナタレ』は障害でしかない! 俳優としてのイメージが崩れてしまいますから(笑)。
大泉:でも第4弾は今までよりちゃんとしてますよね。今回は5人そろってスタートしてますし、誰かが遅刻しているわけでも泥酔しているわけでもないので(笑)。小樽という非常に身近な街でロケをして、言ってみたら“北海道マイスター”の我々でも、小樽にこういう魅力があったんだ!と新発見がありました。すごく良いロケだったんじゃないかなーと思います。
音尾:札幌に住んでいた時も小樽にはドライブに行きましたが、(今回のロケでは)おいしいもの、遊べるところが思った以上にたくさんありました。小樽はより面白く進化しているんだな、行けてよかったなあ、と。でもどんな場所でも仲間で行くってよいことだと思いました。
また、全国の視聴者やファンへのメッセージを求められると――。
大泉:そういえば今回久々に安田さんと2人で密接なロケにいって。2人で乗った人力車、2人で作ったオルゴール……と大変思い出深くなりましたね。
安田:学生時代は5人で旅に行ったりしてたんですけれどね。あと、今回過大評価されてるなっていうのがありまして、(ロケの時の)警備の方の人数がものすごく多くて。別にキャーキャー言われたりもないのに……。
戸次:誰も寄ってないのに、警備員さんだけが我々を守っている状況。ほんとに恥ずかしい思いをしました。
安田:杉山(プロデューサー)さんが“日本で一番面白い5人組”と(会見時に)言ってくださった時に全員うつむきましたけど(笑)、とはいえ5人がそろうとまあまあ面白い集団だとは思います。ですのでぜひ期待して、ゆるくご覧にいただけたらと思います。
戸次:中2みたいなおっさん連中のバラエティ番組です。動物番組を見ているような気持ちでみていただけましたら(笑)。
森崎:あと2月3日が本公演の初日なんです。次の日に『ハナタレナックス』を観ていただけることになりますから、今年は全国の皆様にTEAM NACSを舞台やテレビを通して観ていただける。『ハナタレ』に関しては気楽に等身大で出演していますので、普段のNACSを是非観てください。
大泉:『ハナタレナックス』は北海道らしい番組だと思います。少ないスタッフで一生懸命に作っている番組です。どうぞ好きに楽しんでいただけましたら(笑)。けど録画はしてほしくないよね。一番良いのはテレビだけつけていただき、出かけてほしいです(笑)。
音尾:でも先輩の俳優さんたちも「観たよー」って声をかけたりしてくれたりもして、それも嬉しいので。うっかり観てしまうのもよし、我々に興味がなくても北海道の勉強になると思いますし、美味しいごはんがたくさんうつってますので(笑)。
ちなみに会見時には、記者からの質問で「HTBに言いたいことは?」という質問が。
森崎:私は育てていただいたことに本当に感謝しております。100パーセントの感謝です!!
安田:再放送をずっとやっておられるから、何年たってもずっと「牛乳をリバースしている」(『水曜どうでしょう』より)と言われるんですよね。とにかく番販ならびに再放送をやめていただきたい。
戸次:さらにMXテレビさんでは日本で最速で『おにぎりあたためますか』を放送されているんです。そこでも存分に素の僕が出ていて。安田と同じく番販だけはしないでいただきたいです。
安田:僕は「日曜劇場」(TBS系列)のドラマに出演している裏で牛乳吐いてたんですから(笑)。
大泉:私は、番販も再放送もいいですよ。ただ、ちゃんとお金がほしい。身を削って出ているんですから! 私たちに関する番組をね、安く売るんじゃないと。高額で売りなさいと。そしてちゃんと私にお金を出しなさいと(笑)。「子どもじゃないんだから」みたいなお金を出すんじゃないって。このテレビ局はね、新社屋を建てて、「DVDが100万本売れました!」って記念にくれたのが、飴だったんですよ!?
安田:活字になったら、あなたすごいことになるよ!? 好感度大丈夫!?
大泉: あの新社屋、誰が建てたと思ってるんだ!
安田:どうぞ皆さん書いてください(笑)。
大泉:最後に(笑)って、いっぱい書いてくださいね。
音尾:……僕は、もう何一つ文句はありません。番販もしてください。全然ギャラも今までのものでいいです。文句のない僕と森崎さんだけの番組をぜひ作ってください!(苦笑)
明日放送ではその『水曜どうでしょう』の嬉野雅道ディレクターが、ハナタレナックスEXのナレーションを担当。ナレーションにもぜひ注目を!
また本誌『ダ・ヴィンチ』4月号(3月6日発売号)では、TEAM NACSが表紙を飾る&インタビューにて森崎博之×安田顕の対談、戸次重幸×大泉洋×音尾琢真の鼎談を掲載予定! こちらもお見逃しなく!