フリーランスは働く時間や場所が自由な反面、「収入が不安定」「いつ仕事が途切れてしまうか心配」「保障の問題は？」など不安は尽きない。組織に所属する会社員と違って身近に気軽に相談できる人もいない、という人も多いなか、発売されたのが『フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法』（山田竜也/日本実業出版社）だ。
　すでにフリーランスとして活動を始めた人にも、これから始めてみたいが漠然と不安を抱えているという人にも、心強い参考書となる一冊だ。

■47のリアルな知恵を通じて、売れる流れと稼ぎ続けるコツを伝授

　著者が説く”フリーランスがもっている自由”とは次の3つだ。

「時間の自由」
「仕事の裁量の自由」
「収入の自由」

　会社員よりも自由という優位性をもっている分、それらをコントロールしないといけないという責任もあるのは事実。
　また、自由はいいけれども収入や保障の不安定性など、抱える不安は会社員よりずっと大きくなるのは必然だ。
　本書は、すでにフリーランスとして活動している人にも、今はただ漠然とフリーランスに憧れている人にも役に立つ「リアルな知恵」の数々だ。
　うまく効率的に自己管理をして、フリーランスとしてのメリットを最大限いかして成功し、幸せなワークスタイルを確立する支えとしてもらいたい。

■「目次」より本書の説くノウハウの主な項目を紹介

プロローグ
・「幸せなフリーランス」と「不幸せなフリーランス」は紙一重

第1章：フリーランスがずっと安定して稼ぎ続けるための基本
・その他大勢に埋もれない「3つの特徴」をつくろう
・あなたの売りに「ニーズ」はありますか？
・オフィスは不要。コワーキングスペースを使おう

第2章：仕事が途切れない集客術
・仕事が途切れないフリーランス3つのタイプ
・営業せずに「売れる流れ」をつくろう
・すぐに仕事がほしいときの探し方

第3章：ストレスなく安定して稼ぎ続けるための仕事術
・仕事に「追われる人」から「追いかける人」になろう
・「理不尽な要求」の断り方
・スマートな料金交渉術

第4章：お金の不安をなくすために、これだけは知っておこう
・「節税するとトク」はウソ
・確定申告はどうすればラクにできるのか？
・儲かっていても破綻するケース

エピローグ
・フリーランスが「安定して稼ぎ続ける」ために大切な4つのこと