作家への道はエロから! ポルノ小説を書くべき3つの理由

文芸・カルチャー

公開日:2018/2/24

■一般小説よりもデビューしやすい!?

 ポルノ小説界への挿入口(いりぐち)は開かれている。

(1)原稿募集
 出版社のHPや文庫本の巻末などに記されている「原稿募集」は「締切のない新人賞」だ。プロ・アマ問わず応募が可能で、応募規定(文字数、あらすじ添付、印刷書式など)に合わせて投稿しよう。合否の目安は半年くらい。連絡があれば審査突破だ。

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(2)出版社への持ち込み
 ポルノ小説は持ち込みが可能だ。公募していない出版社でも、コンタクトを取れば、編集者に直接読んでもらえる場合も多い。

(3)一つの出版社でダメでも他社ならOK!?
 ポルノ小説には、いわゆる官能小説の他に、ジュブナイルポルノ、乙女系ポルノなどの複数のレーベルがあり、その中にもハーレム、美少年・美少女、陵辱、人妻、SMなど細分化されたジャンルがある。

「フランス書院文庫で不採用でも、マドンナメイト文庫だと採用という場合があるので、一つの社でダメでもあきらめないでください」(わかつき氏)

 わかつき氏は、短編小説を応募したところ編集者の目に留まり、男性雑誌などの「告白手記」を創作することから業界に入ったそうだ。まずは作品を書き、編集者に読んでもらうことで、あなたの道はくぱぁと開くのだ!