たった0.5秒で緊張をとるコツ。もうスピーチやプレゼンであがらない!

暮らし

更新日:2020/5/11

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手足の血行をよくすれば実力を発揮できる

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頭が真っ白になったら動いてフリーズをとく

 生きている以上、緊張から逃れることは難しい。たとえばビジネスシーンで初対面の人に会うときや、プライベートで冠婚葬祭の際に挨拶をお願いされたとき。しかし「試験は受けない」「プレゼンはしない」と逃げていると、どんどん行動範囲が狭くなってしまう。適度なストレスは人生のスパイスといわれるように、緊張を潔く受け入れる事も大切だと言える。

 緊張は体の防衛反応で、私たちが困難に直面したときに乗り越えられるように心身を引き締めて「がんばれ!」とカツを入れてくれる。スピーチやプレゼン、会議、接客、商談、初対面、面接、試合、就活、婚活、合コン、冠婚、葬祭、保護者会など重要な局面になると緊張するのはこのため。集中力や注意力を高めて“120%”の力を出せるよう、緊張が手助けしてくれている。つまり適度な緊張は、良いパフォーマンスをするために重要なもの。緊張を心地よく感じられるようになると、勝負どころで最高のパフォーマンスを発揮できる。伊勢田流のメソッドを使って、緊張を自分の武器に変えよう。

伊勢田幸永(いせだ・ゆきえ)
一般社団法人日本しぐさ協会元代表理事。イメージコンサルタント、カラーセラピスト、魅力学インストラクター、コミュニケーションアドバイザー。神奈川県生まれ。短大卒業後、株式会社リクルート「フロムエー」を経て、法律事務所で秘書業務に従事。その後、イメージコンサルタントの資格を取得。2002年に総合コミュニケーションの株式会社オフィスカラーステージを設立。その後、行動心理学を使ってラクなコミュニケーションを広めるために、2012年に一般社団法人日本しぐさ協会を設立。代表理事として、自分がラクになることでコミュニケーションを円滑にするためのしぐさの普及と、しぐさコンシェルジュの育成に努める。日本人らしいおもてなしを可視化し、世界に広めるために「おもてなし技能マスター(R)制度」をスタートさせる。年間100回以上にわたる企業研修、セミナー、講演を行う傍ら、大学での就活講師などで活躍。

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