『やりたいことが分からない!』 そう悩む女性が知っておきたい3つの解決法

暮らし

公開日:2018/3/30

『笑顔をふやすだけで年収1500万円』(大東めぐみ/KADOKAWA)

 あなたには「こういう仕事がしたい」「あの人みたいになりたい」そんな「夢」がありますか?
 成功している女性たちは、そういった「夢」や、自分の「なりたい姿」というものが明確になっているといいます。
 では、「なりたい自分が分からない」「やりたいことが分からない」という人は一体どうしたら良いのでしょうか。
 実際に成功を手にしている著者が「なりたい自分の姿」をどのように明確にしているのかを、少しのぞいてみましょう。

■「なりたい自分」を現実にするための3つの方法

 まず一つ目は、知識や情報を増やすこと。
 そもそも知らないことを目標にすることはできません。
 たとえば、海外に行ったことがなく、写真も見たことがない人が「将来はパリで仕事をしたい」とは思うことはできませんよね?
「夢は知識」という言葉が本書でも紹介されていますが、知識がなければ夢を持つことはできないのです。
 まずは知識や情報を増やすこと。もしかしたらまだ出会っていない情報の中に、あなたが「なりたい自分」があるかもしれません。

 では次に、その知識や情報はどうやって増やすのか。
 まずは書店に足を運んでみてください。雑誌やビジネス書、ファッション誌からインテリア雑誌。そこにはたくさんの情報があります。
 旅行雑誌に載っている行った事のない街の中に、憧れの街が見つかるかもしれませんし、ビジネス書に載っている知らなかったビジネスが、やってみたい仕事になるかもしれません。
 また、インスタグラムやツイッターなどのSNSも情報の宝庫です。
 憧れの人がいるのならフォローして、その人の生活から「なりたいライフスタイル」を見つけてみるのも方法のひとつです。

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 最後に、書店やSNSで得た知識で「なりたい自分の姿」が見えてきたら、それをできるだけ細かく具体的に書いてみましょう。
「年収が幾らで、こんな家に住んでいて、こういう洋服を着ていて、周りの人との関係は…」可能な限り細かく書き、具体的にイメージができるようにしましょう。
 実際に著者はこれを自身のスマートフォンのメモ欄に書き、ことあるごとに見るようにしていて、書いたことが現実になっているそうです。
 それは「なりたい自分の姿」をいつも目にすることで、意識ができたりアンテナが立ち、現実になるスピードが上がるから。

「私がこんな夢を持ったって…」「もうお母さんだし…」そんな遠慮は必要ありません!
 あなたが「いつかこうなりたい!」と思う姿を、制限なく書き出してみましょう。きっとワクワクするはずです。
 さあ、あなたの「なりたい自分の姿」を探してみましょう!

■自分の感情を「感情ノート」で言語化してみよう

 毎日の仕事や家事に流されたり、「女性として」「母として」「妻として」周りから見た「あるべき自分」で過ごしている結果、自分の本当の気持ちや感情が分からなくなってしまってる女性がいます。
 自分が何を感じているのか、どうしたら喜ぶのか…それが見えなくなっていると、仕事や人生においても行き詰ることが多くなります。

 それを変えるために必要なのは、自分自身の「素直な感情」に気づくこと。
 その1つの方法として「感情ノート」を書いてみることをオススメします。
 腹が立った時、悲しいと感じた時、嬉しいと思った時…その時々の感情を、素直にノートに書き出してみましょう。

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 たとえば「つらいなぁ」と感じた時に、なぜつらいのかを考えてノートに書き出してみます。
「仕事が忙しい」「子供が言うことを聞いてくれない」「自分の時間が全然作れない」など、きっとたくさんの理由がでてくると思います。
 その書いたものを一旦受け入れたあと、「ではこれはどうしたら解決するのか?」を考えます。
 忙しいのなら同僚に仕事を頼んでみる。旦那さんに育児の協力をお願いしてみる。一度シッターさんを頼んでみようかな…という風に、「つらい」という感情を解決するために、具体的な改善策が思いつくはずです。

 モヤモヤした時こそ「感情ノート」で自分の感情を言語化してみましょう。スッキリさせる方法も見つかりやすくなりますし、言語化を習慣化することで、自分が何を考えているかが少しずつ見えてくるはずです。

 あなたも今日から「感情ノート」はじめてみませんか?

文=オカダトモコ