お金にも彼からも愛される女になるために見直すべきこと
更新日:2018/7/9
女性が幸せであるためには、自分を丁寧に扱い、笑顔になることが必要不可欠。
「母である自分」「妻である自分」「女性である自分」を優先して生きていると、「本来の自分」の気持ちがおろそかになり、自分への扱いが雑になってしまいます。
では、自分を取り戻すためにはどうしたらいいのか。自分を大切に扱うとはどういうことなのか。
今日からできる小さなコツを、いくつかご紹介いたします。
■自分の中の「ネガティブな言葉」に気付こう
まずは日々の自分の感情を、「感情ノート」に書き出してみましょう。
毎日書き続けていると「私がいつも出している言葉」に気付くことができます。
その中で「どうせ私がやっても」「だって母親の仕事だから」「そんなのお願いしたら迷惑」など、ネガティブな感情を綴った言葉が出てくればご注意。
これは「幼い頃、親に言われた言葉」に由来していることが多いのです。
もう立派な大人なのに、親というのはいくつになっても大きな存在。自分にそんなつもりがなくても、親から言われた言葉や価値観が、無意識レベルであなたの価値観となっている場合があるのです。
またこのネガティブな言葉たちは、普段自分に「セルフトーク」という形でかけている言葉でもあります。現在親から離れていたとしても、知らず知らずのうちに親の価値観に縛られているということなのです。
でもそのことに気付けたなら、大きな一歩。
ネガティブな言葉から解放されるために、次はそのセルフトークを変えていきましょう。
「どうせ」などのワードがでてきたら、蓋をするのではなく「おもいっきりそのことを受けとめてみましょう」。
そして今度は「私、頑張ってるね!」「大丈夫、私は素敵なお母さんだよ!」「楽しい!」「嬉しい!」と、小さなことでも、日々の「楽しい」「ハッピー」にフォーカスし、元気になれたりモチベーションが上がるような言葉をあえて自分にかけていってください。
また「楽しい」と感じられるように、行動を少し変えてみるのもひとつの方法。
たとえば、自分の時間を作るために家事代行サービスを1日だけ頼んでみたり、ずっと行ってみたかった場所に行ってみたり。
もっと小さいことなら、好きなお花を部屋に飾ってみる、美味しい紅茶をゆっくり飲んでみる…、そうやって「自分がラクになる」「自分のモチベーションがあがる」ことを日々に取り入れることで、自分自身を大切に扱うクセをつけることができます。
あなたの人生はあなただけのもの。親御さんの人生でも、子供さんの人生でもありません。
まずは自分自身にフォーカスし、自分の気持ちを最優先にして「楽しい」「嬉しい」気持ちを感じるようにしてみましょう。
■「こうあるべき」からあえて離れてみよう
家事代行サービスを1日頼んでみる。
自分が行ってみたかった場所に行ってみる。
そうしたら自分のモチベーションが上がることは分かるけれど、なかなか実行できない…そういう女性も多いことでしょう。
特にお子さんがいる方は「だって母親だから」「妻だから」と遠慮してしまうのではないでしょうか。
著者も、はじめての二泊三日の海外出張を決めた時には罪悪感を覚えたといいます。
家族はOKしてくれたけれど、小さな子供をシッターさんにお願いしての出張。罪悪感を持ちながらも出張へ行ってみた…。
でもその結果は…
「改めて家族のことが大好きだ!と分かった」。
それまで自分が「やってはいけない」と制限をしていたことを許したことで、他者に対してより寛大な気持ちになれたから。
自分が「妻だから」「母だから」と、感情や行動に制限をしていると、他者に対しても、妻や母や夫としての「正しいと思うあり方」を求めてしまいます。
「私はお母さんだから我慢している」「夫のあなたも我慢すべき」…。
そうやって相手にも制限をかけてしまいます。
まずは自分の「こうあるべき」を許し、あえて距離をとってみることです。そうすると家族や他人に対しても寛大になることができ、よりよい関係を築くことができるのです。
さらにお金で行動が制限される人に、オススメの行動をひとつご紹介!
それは「10万円をいっきに使ってみる」。
普段「安ければそれでいい」という価値観の方こそ、一度おもいきってやってみると、新しい発見がいっぱいでてきます。
感情も行動もお金も、どれも「これまで自分がやったことがないこと」「考えてもみなかったこと」をやってみることで、自分の中の制限が外れていく。
これまで「自分とは無縁」とか「自分がやるべきではない」と思っていた行動をとってみましょう。
それまでかかっていた制限が外れ、見えている世界がぐっと広がるはずです。
自分の中の「こうあるべき」から離れ、あなた自身も家族もみんな笑顔になりましょう。
それが、幸せに稼ぐことへの第一歩になるのですから。
文=オカダトモコ