同じ額を借りたのに返還額が100万円以上変わる!?「奨学金」を借りる前に知っておきたいこと

暮らし

公開日:2018/4/10

 奨学金の効率的な使い方がわかる、『「奨学金」を借りる前にゼッタイ読んでおく本』が2018年4月3日(火)に発売された。

 今や大学進学者の2人に1人が借りているといわれる奨学金。「卒業後に返せなくなって自己破産」、「保証人となった親が老後資金で返し続ける」など、最近は奨学金のマイナス面ばかりがクローズアップされている。しかし奨学金は「借り方と返し方」を正しく理解すれば、他の教育関連ローンよりも低金利で安心な「教育資金の調達法」。同書は学生の将来と、親の老後をつぶさない上手な利用法を紹介していく。

 「借り方を間違えると同じ額を借りても、返す額に数十万円~100万円以上もの違いがでてしまう」、「大学生活にはいくらかかり、将来無理なく返すためにはいくら借りたらいいのか」など…。奨学金で「失敗しない」ための実践的なノウハウを、「日本学生支援機構(JASSO)」の奨学金を中心にまとめた。

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 大学へ進学した後に奨学金を切り替えて負担を軽くする方法や、大学院進学や留学などを実現するための借り方・返し方なども掲載。高校生の子どもを持つ親から現役大学生、留学・大学院進学を考えている学生まで、奨学金を利用するあらゆる人の役に立つはず。余計な経済的負担を抱えないためにも、正しい知識をあらかじめ身につけておこう。

<掲載内容例>
奨学金を借りようと思ったら「真っ先にやること」
-同じ条件・学力でも、より有利に借りるための動き方-
・奨学金を借りるまでのスケジュールを頭に入れる
・「返さなくていい」給付型奨学金の条件を確認しておく

大学進学にあたってゼッタイ「準備しておくこと」
-意外にかかる進学費用を無理なく準備するために-
・進学にかかるお金を「いつまでに」「いくら」用意するか
・実際のところ「大学生活にいくらかかるのか」を知っておく

奨学金を「無理なく返す」ために覚えておきたいこと
-いくら借りるか? 返還方法は? 将来困らないための基本ルール-
・現実的に無理のない返し方をイメージしておく
・卒業後の収入についてシビアに考えておく

大学院進学・海外留学をかなえるために「始めておくこと」
-より大きな夢をかなえるための、上手な奨学金活用法-
・大学院向けの奨学金の種類を確認しておく
・留学の準備をいつから、どうするかを確認しておく

JASSO(日本学生支援機構)以外の奨学金を賢く探す
-上手に選んで、早めに動けば、親も子どももラクになる-
・高校3年時に予約採用で申し込む奨学金の一例
・大学進学後に在学採用で申し込む奨学金の一例

※掲載内容は変更になる場合があります。