「パンの島」めぐりはいかが? パン好き必見の最新パンガイド発売中
公開日:2018/4/15
3月23・24日の2日間にわたり、新宿のLUMINE0(ルミネゼロ)で「旅ルミネmeets佐渡島」が開催された。「旅ルミネ」は、“魅力溢れる日本の地域とのステキな出会いをつなぐプロジェクト”で、その第1弾として選ばれたのが、新潟県の佐渡島だ。
「豊かな自然と、人とものが行き交う歴史的背景から独自の食や文化が育まれました」と紹介される佐渡島だが、2日間のイベントでは、「佐渡をたべる、かんじる フード&マーケット」が開かれ、さまざまな店が軒を連ねた。
その中で大人気だったのが、ベーカリー「T&M Bread Delivery Sado Island」だ。営業は週に2日だけという佐渡の小さなパン屋さんだが、アップルパイや天然酵母のパンがたくさんのファンに支持され、ネットのお取り寄せではなんと半年待ちとのこと。
「国分太一のおさんぽジャパン」(フジテレビ)でも取り上げられるなど話題沸騰中で、都内飲食店のオーナーといった「食のプロ」にもファンをもっている。
そんなベーカリーが掲載されている最新パンガイド『新潟のおいしいパン。』(月刊新潟Komachi特別編集/ニューズ・ライン)が発売された。本書では、「T&M Bread Delivery Sado Island」が巻頭ページで紹介されている。お店のファンの方はもちろん、「知らなかった」というパン好きの方も必読の1冊だろう。
食欲をそそる表紙とタイトルの本書では、ほかにも米どころ新潟ならではの米粉パンの紹介や、県産フルーツを使ったご当地ジャム、雑誌やテレビでも活躍する料理家・フードコーディネーターの村山瑛子さんのジャムレシピなども掲載されている。
食パン、クリームパン、クロワッサンなどの毎日食べたい定番はもちろん、新潟ならではのパン、おかずパン、おやつパンまでを完全網羅し、新潟のパン屋さん約150軒が掲載されているといった充実ぶり。
「島旅ブーム」の中、「パンの島」としてじわじわと人気を集めている「佐渡島」で、パン屋さんめぐりをするのも良いだろう。食の宝庫・新潟が誇るパンを片手に、佐渡島・新潟観光はいかがだろうか?
文=山田麻也