ユニクロの黒スキニ―、GUの黒スニーカーで、誰でも雰囲気イケメンに!?

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公開日:2018/5/8

『幸服論 人生は服で簡単に変えられる』(MB/扶桑社)

「おしゃれな男」になりたいが、センスがないから無理…と、あきらめている場合ではない。「おしゃれには人生を好転させる絶対的な力がある」というのだから。『幸服論 人生は服で簡単に変えられる』(MB/扶桑社)で、メンズファッションについて多くの著書を持ち、実業家としても活躍するMB氏は、「自己啓発本を読んで人生に変化が生じる人は100人中1人だとして、ファッションをツールとした場合は100人中99人の人生が変わります」と述べる。

 MB流の、おしゃれになる法則を理解してルールを実行すれば誰でもおしゃれになれるというのだが、それは「おしゃれはセンスではなく、ロジック」であるからだ。しかもMB氏が勧めるのは、ユニクロやGUなどどこでも購入できる、おなじみブランドである。

 MB氏によると、典型的な日本人が街着として、一番おしゃれに感じるのはドレスとカジュアルのバランス7対3だそう。ドレスとカジュアル(大人っぽさと子どもっぽさ。素材や色にもよるが、ジーパンはカジュアル、スラックスはスーツだからドレス)のバランスを考えるときにはボトムスから考えること。

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 たとえば黒の細身のパンツに黒の革靴を履いていればトップスはなんでもオーケーだそう。MB氏のオススメはユニクロの黒のスキニーパンツ。裾を1センチ詰めるとシルエットがさらに美しくなるそうだ。また、先端の3首(首、手首、足首)が印象を決めるので、裾や袖をまくってみると、こなれた感じが出るという。

 服はボトムスから揃える、形は「I」「Y」「O」のラインで整える、色はモノトーンプラス1色で。これが頭に入っているとユニクロでも簡単におしゃれができるという。

 実際、著者のメルマガ読者からは、転職や結婚ができた、引きこもりが直った、人生が楽しくなった、などの声が多数寄せられているという。ほめられるようになると自信がつき不思議なことにほめ上手になり人生が豊かになるのだ。外見に内面が引っ張られ、自信が生まれたことで、思考や行動も変わる。ファッションというスキルを身につけることで人生はイージーモードになり、飛び級するがごとくうまくいくのだという。

 また着こなしを考えることと仕事のやり方を考えることは、常に客観的に思考するという意味においてはまったく同じであるという。相手を意識できる男は仕事も恋愛もうまくいくのだ。

 MB氏は、現在、薄毛治療の過程をブログで公開中だ。「自分が経験したこと、克服したことはどんな些細なことでも必ず個性となり差別化要素となります」と語る。「ファッション」という日常の行動を意識的に変えることにより、生き方までも変えていくことができると、MB氏は、かつての自分のようにおしゃれに自信のない男性たちにエールを送っている。

文=泉ゆりこ