先に出し、徹底的に与えて、ちょっと待つ。~年収1500万円を手に入れている女性の習慣
更新日:2018/7/9
「お金が全てじゃない」とはいえ、もっとお金があったら色々と楽なのに…そんな風に思っている方は多いのではないでしょうか。
ここ数年の「起業ブーム」「副業ブーム」に乗っかって行動してみたものの、全然儲からない。思うように稼げない…そんなぼやきを時々耳にします。
しかし『笑顔をふやすだけで年収1500万円』の著者・大東めぐみさんは、主婦から起業して幸せに稼ぐことに成功しました。
なぜそのようなことができるのでしょうか。
その秘訣は「お金に対する価値観」を変えることでした。
■「自分が支払える金額=自分がもらえる金額」と捉える
突然ですが、ここでひとつ質問です。
あなたはお気に入りのお店で、とても素敵なバッグを見つけました。大きさも触り心地もデザインも、全てあなた好みの最高のバッグ!値段を見てみると「50万円」でした。
さて、あなたはそのバッグを買いますか?買いませんか?
「このバッグは50万円の価値がある!」と思って買う人と、「50万円もバッグに支払えない!プチプラで十分!」と買わない人がいるかと思います。
実はこれが、あなたの持っている価値観。
ここで50万円を支払える人は「50万円分の価値を受け取る体験」を得ることができます。しかしプチプラで済ませる人は、その金額分の体験しか手に入れることができません。
つまり経験値が小さくなってしまうのです。
また、「支払えない」と感じる人は、そこにある価値に気付けていないとも言えるでしょう。
人が何に価値を感じるのか、何に心を動かすのかも分かりませんし、「高価格を支払う価値がある」という感情がよく分からないため、支払うことだけではなく、高額のお金を受け取ることにも罪悪感や嫌悪感を持ってしまいます。
実は自分が支払える金額は、自分が受け取ることができる金額とイコールです。
50万円払えるということは、50万円を受け取れる、ということ。支払えない人は、受け取ることもできないマインドで停滞します。
もし幸せに稼ぎたいと思うのなら、一度大きなお金を使う体験をおもいきってやってみてください。ざわざわとした気持ちもでてくるかもしれませんが、それさえも思い切って感じてみつつやってみることです。
そこにどのような価値があるのか、身をもって知ってみることも大切なのです。
■先に出し、徹底的に与えて、ちょっと待ってみる
「金は天下のまわりもの」という言葉もあるように、お金は循環させるのが大事と大東さんは語ります。
ビジネスは「ゼロサムゲーム」ではなく「プラスサムゲーム」だから。
つまり、「世の中のお金・価値の総量はどんどん増えていっているもの」という考え方です。お金も愛もエネルギーも先に出せば、循環して返ってくると著者は伝えます。
逆に「世の中にあるお金や価値の総量は決まっていて、いかに自分が多く取るか」と考えてしまう人は、「お金を手放さないためには、どうしたらいいか」という考えに囚われ、どんどん苦しくなってしまいます。
大切なのは、欲しければ先に自分から出すこと。出しても損はせずきちんと返って来るのです。
ビジネスでも同じ。
お客さまがどうしたら喜んでくれるのかを、真剣に考えて提供することが最初に行うことです。そこに価値を感じてお客さまはお金を支払ってくれて、ビジネスが成立します。
まずは自分が勉強してきたこと、今までの経験、そしてワクワクしている今の思いなどを、出し惜しみなくSNSなどでアウトプットしてみましょう。
そうすると多くの人があなたに関心を持ち、ビジネスが回り出すはず。
とはいえ、「SNSをやってみたけど稼げない」と、すぐ諦めてしまう短絡的な人もいます。残念ながら、短絡的な人、待てない人というのは成功しにくいとも言えるでしょう。
いま我慢して、先の幸せをイメージできるかどうか、そこが成功への分かれ道です。
自分がどんなことを伝えたら喜ばれるか、どんなことを教えてあげたら役に立てるか、それを考えて発信し続けてみましょう!
「先に出す」「徹底的に与える」「ちょっと待ってみる」
ビジネスにおいてこの3点セットはとても大事なセットです。
覚えていて損はないでしょう!
文=オカダトモコ