夫はなぜ家から逃げるのか…?“フラリーマン”の名付け親が解説する、男たちの本音
公開日:2018/5/31
夫婦間コミュニケーションのコツを提示して“現代家庭内紛争”の解決策を提案する、『フラリーマンの心理を読む 帰る夫のつくりかた』が2018年6月22日(金)に発売される。
働き方改革が広がる一方で、仕事が早く終わっても家にまっすぐ帰らない“フラリーマン”が増加中。仕事後は書店や家電量販店、ゲームセンター、さらには公園で缶ビールを一杯だけ引っかけたり…。
家児・育児の負担を担っている女性たちの中には、フラリーマンを「育児・家事で手一杯の自分にはフラフラする余裕なんてない、けしからん」という人もいる。しかし一方で「早く帰ってきてもらっても困る」と、夫の在宅を負担に感じている声も少なくないという。
同書は、フラリーマンの名付け親である社会心理学者が帰宅できずフラフラする男たちの本音を通訳し、現代の夫婦問題解決の糸口を提示する。働き方改革の欠陥ともいわれる“フラリーマン現象”。この問題で浮き彫りになった妻と夫の間に横たわる溝や、「心地よい家庭をつくるにはどうすれば良いのか?」といった悩みの解決法を心理学的観点から紹介していく。
家庭内紛争解決のための処方箋で、「夫はなぜ家から逃げるのか?」といった夫婦問題を解決しよう。
渋谷昌三(しぶや・しょうぞう)
1946年神奈川県生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。心理学専攻、文学博士。山梨医科大学教授を経て、目白大学大学院心理学研究科・社会情報学科教授。非言語コミュニケーションを基礎とした「空間行動学」という領域を開拓し、特にパーソナルスペースの研究で注目される。何気ないしぐさや行動から深層心理をさぐり、ビジネスから恋愛までさまざまな人間関係についてわかりやすく解説。著書は累計300万部を突破している。主著に『面白いほどよくわかる! 心理学』シリーズがある。なお「フラリーマン」は、渋谷が著書『「上司が読める」と面白い』の中で用いた造語。
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