「ファンなら絶対持っておくべき!」諸星大二郎の作品を網羅した『文藝別冊 諸星大二郎』が大好評
公開日:2018/5/31
2018年5月16日(水)に、諸星大二郎について特集したムック『文藝別冊 諸星大二郎 怪を語り、快を生み出す』が発売された。描き下ろしカラー漫画や単行本未収録作品も掲載され、「ファンなら絶対持っておくべき!」と絶賛の声が上がっている。
諸星は1970年に『ジュン子・恐喝』でデビュー。今回発売されたムック本は、2011年に発売された『文藝別冊 諸星大二郎 異界と俗世の狭間から――』に100ページの新コンテンツが追加された“大増補新版”。描き下ろしのカラー漫画『カタツムリの話』や、諸星がデザインラフまで指定した「10代の頃に描いた落書き」などが新たに収録されている。
特別寄稿のページでは、萩尾望都や山岸凉子によるイラストを旧版に引き続き掲載。新版の発売にあたって上條淳士やヒグチユウコの作品も追加されており、さらにボリューム満点な内容になった。最新イラストギャラリーでは、2013年から2017年に描かれた諸星の最新イラストを公開。55作品徹底解説や全351作品リストも充実しており、ファン必携の1冊となっている。
新版を手に入れた人からは、「『カタツムリの話』が意外と童話的で新鮮」「諸星先生の世界を色々な面から楽しめる」「読み応えたっぷりで永久保存版」と好評の声が続出。「新収録の漫画だけでも買う価値あった」と、旧版を持っているファンも追加ページに大満足しているようだ。
2018年5月26日(土)からは、東京・銀座の「スパンアートギャラリー」で「諸星大二郎 原画展」を開催。イラスト原画のほかに書籍や複製画、オリジナルグッズも販売されるとのことなので、気になる人はチェックしてみては?