「卵はやせたい人におすすめ」と聞いても、ピンとこないかもしれません。でも、答えはYES。卵の糖質量は、なんと１個あたり0.1g！　糖質がほぼゼロの食品です。太ったりやせたりする本当の原因は、糖質。カロリーではありません。糖質過多の食生活を改めれば、だれでも無理なくやせることができます。

　そんな、やせられる卵料理が満載のレシピ本『卵やせ』（主婦の友社）が2018年5月30日に発売されました。

■卵は1日1個以上食べていい！　卵はほぼ完全栄養食品なんです

　さまざまな研究から、食品から摂取するコレステロールと血中のコレステロール値は関係ないことがわかってきて、厚生労働省「日本人の食事摂取基準（2015年版）」より、コレステロール摂取の目標値（上限値）がなくなりました。

　卵はビタミンC以外のさまざまな栄養素がバランスよく含まれている、ほぼ完全栄養食品。体と心の健康をサポートする頼もしい食品なのです。その上、値段も手頃で調理も簡単！

■69種もの低糖質な卵料理レシピが満載！

『卵やせ』では、卵を使った糖質が低い料理を紹介。こってりしているように見えるメニューも、糖質が低いものばかり。中でもオススメなのは、オムレツをご飯のかわりにしてカレー、ミートソース、カルボナーラソースをかける食べ方。一見、太りそうなイメージですが、低糖質なので、満腹になるのに太りません。キレイに健康的に、そしておいしく食べながらやせられるメニューが満載です！　すべてのレシピに糖質量とたんぱく質量の表記つきなのもうれしい。

■監修のブレインケアクリニック院長・今野 裕之先生による医学的な解説も

　本書では、「糖質で太るメカニズム」「卵が完全食品と呼ばれるほど優秀な食品であること」「卵でコレステロールは上がらないこと」などがわかりやすく解説されています。
　そしてもうひとつ、こんな効果が！

「やせるだけじゃない！　自律神経やメンタルの乱れは食事で改善できます」（今野先生）

　メンタルや自律神経に大きく関わっているのが血糖値の乱降下。ふだんから、お菓子やパン、おにぎりなど糖質の多い食品をよく食べる、食事が炭水化物中心という方は要注意。感情の起伏が激しい、集中できない、イライラする、眠くなる、不安感など心にさまざまな波があらわれる危険が。心をおだやかにする食事、まずは糖質のとり方に注意をしましょう。

■実は知らなかった！　身近な卵のQ&Aもお役立ち

　身近な食材なのに、意外と知らないことがいっぱい。あなたは卵について正しい知識を身につけていますか？　本書ではこれらの質問にもわかりやすく解説しています。

Q1.卵の殻が赤いもの、白いものがありますが、栄養価に違いはありますか？
Q2.卵にS、M、Lなどがありますが、違いはなんですか？
Q3.購入する際の、卵の選び方を教えてください
Q4.新鮮な卵、古い卵の見分け方はありますか？
Q5.卵の保存は常温なの？　冷蔵庫なの？
Q6.卵の冷蔵庫での保存方法は？　パックから出したほうがいいですか？
Q7.鶏や餌の違いで、卵の味や色、栄養価は変わりますか？
Q8.食中毒菌（サルモネラ菌）に気をつけるために、消費者はどうすればいいですか？
Q9.特売の安い卵と、高い卵の差はなんでしょうか？安い卵の安全性や品質が心配です。
Q10.卵を調理するときに気をつけることは？
Q11.賞味期限が切れた卵は食べられますか？　いつまで食べられますか？

　いかがでしたか？　物価の優等生でありながら、栄養バランスは抜群。そしてダイエットの強い味方である卵。そんな卵のレシピを紹介した『卵やせ』で、美しく、健康的な身体を手に入れてみませんか？