月収を今よりも1.5倍にする方法―「人生100年時代」を生き抜くための、これからの稼ぎ方

暮らし

公開日:2018/6/14

 著書累計140万部のベストセラー作家が初めて書いた、仕事とお金の本『お金のポケットが増える スゴイ! 稼ぎ方』が2018年6月13日(水)に発売された。

 人生100年時代に突入し、「最初に勤めた会社で定年まで働いて、あとは年金でゆったり」という図式が成り立たなくなった現代。これからは一人ひとりが食いぶちをどうするか、戦略を組み立てながら稼いでいかなければならない。

 そこでどうするか。「手取り30万円の月収を1.5倍の45万円にする」というのは、天文学的に難しいだろう。社員として雇われている立場であれば、どんなに会社に貢献しても、そこまで急激な昇給は望めない。しかし、「30万円は据え置きで、それ以外の仕事で15万円を毎月稼ぐ。もしくは毎月5万円とれる仕事を3つアドオンする」というのは現実的だ。

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 一方で、あらゆる業界で人手不足が当たり前になり、働き方を柔軟にして優秀な人材を確保するため、副業を解禁する会社が相次いでいる。努力次第で、収入を増やす環境は整ってきたのだ。そのためには、広い意味で学び続けることが大事。「自分探し」ではなく「自分磨き」の時代になったといえよう。

 同書は、本業も副業もうまくいく教えとして「お金のセブンポケッツ」作りを提案。「セブンポケッツ」とは、「7つのお財布」を持つという考え方。本業だけで稼ぐのではなく、収入源を分散させて7つのポケットを持つことで、仕事とお金の悩みを解決していく。

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 そのヒントになるような具体的な考え方と方法を紹介。例えば、「自分が得意なことを3つ組み合わせる!」「他人のひそかな悩みがお金になる!」「本業で得た学びを副業に活かす!」という視点で、お金のポケットが増える新しい稼ぎ方を提案している。

 また第4章は“僕の「スゴイ! 稼ぎ方」修業原体験”と題し、稼ぎ方体験を披露。山﨑が幼少期の苦労を経て体得した独自の「仕事とお金」観を紹介しているので、ぜひチェックしてみよう。

「7つのお財布」のキーワード
はじめに…「お金を稼ぐこと」は自由へのパスポート
第1章:お金のポケットが増えるメリットとは
第2章:「稼げる人」の発想法
第3章:お金のポケットをどうやって大きくするか?
第4章:僕の「スゴイ! 稼ぎ方」修業原体験
第5章:本業のポケットも大きくする
第6章:そもそも「稼げる人」って、どんな人?
おわりに… 人生は、あなたの芸術作品

山崎拓巳(やまざき・たくみ)
1965年三重県生まれ。広島大学教育学部中退。20歳で起業。22歳で「有限会社たく」を設立。以来30年間、多岐にわたり事業を同時進行で展開している。現在まで40冊以上を上梓し、累計140万部のベストセラー作家でもある。主な著書は『さりげなく人を動かす スゴイ! 話し方』、『やる気のスイッチ!』、『人生のプロジェクト』、『気くばりのツボ』など。『やる気のスイッチ!』は、2010年夏に中国語に翻訳され、2011年には英語版『SHIFT』となり全米で発売。その他の著書も含めて、香港、台湾、韓国ほか、海外で広く翻訳出版されている。講演も大人気を博しており、「凄いことはアッサリ起きる」‐夢‐実現プロデューサーとして、コミュニケーション術、リーダーシップ論、メンタルマネジメントなど多ジャンルにわたり、世界でのべ200万人以上に向けてスピーチをしてきた。

※掲載内容は変更になる場合があります。