夫とでさえ宿泊先の部屋は別室!? 生きるのがラクになる、“群れない”“とらわれない”考え方

暮らし

公開日:2018/6/27

 人生の後半戦を前向きに生きるためのちょっとしたコツを伝授する、『ハッピーシニアの参考書』が2018年6月20日(水)に発売された。

 同書の著者は、前著『子や孫にしばられない生き方』で「孫ブルー」などのヒットワードを生み出して話題になった河村都。『ハッピーシニアの参考書』は、60代以降のシニア世代への“ミヤコ流応援書”であり、40代以降のプレシニア世代向けの“ミヤコ流シニア世代への準備書”でもある一冊だ。

 著者は同書内で「女性は40歳を過ぎたら一人で歩く方がかっこいい」と明言。この言葉は、「10代は友達との会話を楽しむ時期」「20代は仕事が忙しく人に頼ったり頼られたりする時期」「30代は子育てが忙しい時期で、人との付き合いが避けられない時期」だが、「40代からは人とつるんだり頼ったりせず、一人の時間を存分に楽しみ、孤独を楽しみ始める時期」であるということを意味している。

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 また孤独を楽しむ力を「孤独力」と定義し、“年を重ねるにつれて1人で受け止めなければならないことが増えるのだから、孤独力を楽しみ、味方につけるべき”と説く。同書には、「プライベートまで分かち合ってこそ信頼しあえるというのは幻想なので、他人とも身内とも一線を引くべき」「娘婿には“幸せにしてあげて”ではなく、“私と知り合ったからにはあなたは幸せになるわよ”」「夫とでさえ宿泊先の部屋は別室」など、これまでの一般常識を覆す“ミヤコの魔法のワード”が盛りだくさん。

 自分の足でしっかりと生きることのかっこよさや心地よさを伝える『ハッピーシニアの参考書』。“群れない”“とらわれない”考え方を知れば、生きるのがきっとラクになるだろう。

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河村都(かわむら・みやこ)
東京都出身。原宿東郷幼稚園に教諭として勤務。「おかあさんといっしょ」の「うごけぼくのえ」コーナーのお姉さんとしてレギュラー出演。その後、洗足学園短期大学にて「表現教育」の非常勤講師、知育情操教室「こどもの部屋」主任講師を経て、一般企業に24年間勤務。人材教育およびクレーム対応責任者を務める。2007年4月、これまでの経験を社会に還元することを目的として60歳にして独立し「オフィスカワムラ」を設立する。未来を担う子どもたちの「豊かな感性・優しい心・考える力」を育むための環境づくりを運営理念とし、幼稚園・保育園の教員研修、子育て世代向け講演、知育教材指導、子育てカウンセリング、コンサルティング等、幼児教育現場において幅広く活動。最近では、双子の孫の誕生、娘夫婦との同居という自身の経験を活かし、プレシニア・シニア世代向けコンサルタントとしても活躍。“ミヤコ流”のハッピーシニアライフの生き方を伝授し話題を呼んでいる。71歳になった今も挑戦したいことは尽きず、自身の経験を社会に還元することをモットーに日々精力的に活動している。

※掲載内容は変更になる場合があります。