基本は受身? 女性遍歴がすごい島耕作5つのモテポイント
公開日:2018/7/15
島耕作シリーズの醍醐味は、企業人としての島の活躍と同時に、大人の男女関係を描く島の女性遍歴にある。男の理想として、とことん島のモテっぷりが描かれるわけだけれど、島の人間性を知れば知るほど、女性が好感を抱くのも納得できる気持ちになる。さまざまな女性のハートを射止める、島の男としての魅力とは?
その1.基本は受身
名うてのプレイボーイのように見える島だが、実は自分から女性を口説いたりすることはない。プロポーズでさえも請われてするほど。ただし、女性から連絡があると、どんなに仕事が忙しくても必ず会いに行く。その際、仕事のことは忘れ、余裕の表情であることがポイントだ。
その2.とにかく女性はたてる
女性に対して紳士的であることは言うまでもない。基本の恋愛姿勢が受身であるだけに、自分にアプローチをしてきた女性に決して恥はかかせないのだ。学生時代付き合った陶子は自分好みの容姿ではなかったが求めに応じたし、最初の妻・怜子との馴れ初めも同じような状況であった。
その3.トキメキを自在に演出
『部長 島耕作』「SERIES①(後編)」
アドリブ能力の高い島はちょっとした演出でムードを盛り上げることが得意。代表的なエピソードがある。大町の誕生日ケーキのローソクを一本不足させてしまうも、とっさに東京タワーを「最後の一本」に見立て、タイミングを見計らって息を吹きかける。結果はご覧の通りである。
その4.ここぞというときの男らしさ
ただのヤサ男ではない。いつもは受身の島耕作も、ここ一番では、破格の男らしさを見せる。馴染みの飲み屋のママ・チャコが上海でトラブルに巻き込まれ、麻薬中毒になっているのを知ると彼女を抱擁し、治療を支えながらマフィアと対峙した。いざというとき頼りになる男なのだ。
その5.実はかなりの恋愛体質
島は出会ってすぐにベッドインする展開が多い。これについては島が持論を語る場面がある。島は中国で芳蘭という美女に一目惚れし、すぐに情事におよぶのだが、男女の仲になるときは出会いからの時間が短く、逆に時間があるとためらってできないものだと話した。
文:大寺 明、ダ・ヴィンチ編集部