「電車が混んでいて朝からイライラ」「夫や子どもにイライラ」…毎日忙しくてもできる“がんばりすぎない休み方”
公開日:2018/7/3
すき間時間で始められるマインドフルネスの方法をまとめた、『心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス』が2018年6月29日(金)に発売された。
マインドフルネスとは、「今この瞬間」に注意を向けた状態のこと。ハーバードやスタンフォードなどではマインドフルネスな状態を作り出す瞑想について研究が進められ、世界中で大きな話題に。実際に取り入れている企業もあるようで、Googleではマインドフルネスに基づいた研修が社内で人気を博している。
瞑想と聞くと難しそうなイメージがあるかもしれないが、同書では日常生活の動作でマインドフルな瞬間を作るためのコツを64個紹介。すき間時間で始められる方法ばかりなので、「忙しくて休むヒマもない」ような人にこそうってつけだ。
<同書で紹介されている内容>
・歩きながら行う「歩く瞑想」
・最初の1口だけでもマインドフルネスに食べる
・利き手と反対の手で歯を磨く
・1粒のチョコを味わって食べる
・両手でコップを持ち1杯の水を飲む
・自分だけの秘密の避難場所をつくる
・怒りを感じたら「シベリア北鉄道」に乗り冷静になる
・待ち時間は「神様がくれたすき間時間」
「毎朝通勤電車が混んでいて朝からイライラ。会社についても思い通りにいかない相手にイライラする」「仕事中は子どものことが心配になり、家に帰って子どもといるときは残した仕事が気になる」といった悩みを抱えている人には、とくにおススメ。いつでもおだやかな心を取り戻せる特典カードもついてくるので、普段の生活を改善するために役立ってくれるはず。
毎日忙しくがんばる人ほど、ついつい無理をしてしまうもの。自分を大切にする生活のきっかけとして、ぜひ同書を手に取ってみてほしい。
荻野淳也(おぎの・じゅんや)
一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート代表理事。慶応大学卒、外資系コンサルタントやベンチャー企業のIPO担当や取締役を経て、リーダーシップ開発、組織開発の分野で、一部上場企業からベンチャー企業までを対象にしたコンサルティング、トレーニング、エグゼクティブコーチングに従事。ミッションマネジメント、マインドフルリーダーシップ、マインドフルコーチングという軸で、リーダーや組織の本質的な課題にフォーカスし、リーダーや組織の変容を支援している。Googleで開発されたSIYの認定講師。慶應義塾大学大学院 システムデザインマネジメント研究科・研究員、特定非営利活動法人いい会社をふやしましょう・共同発起人でもある。共著書に『世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方』、監修・解説として『マンガでわかるグーグルのマインドフルネス革命』、『スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック』などがある。
※掲載内容は変更になる場合があります。