理想のカーヴィボディの作り方! お尻を鍛えるだけで全身のスタイルアップを目指す
更新日:2018/7/30
甘い食べ物を我慢したり、夕飯を抜いたり、とにかく運動したり…。常に努力してダイエットをしているつもりなのに、一向に理想の体型に近づけないのは、なぜなのでしょう。
『二度見させるカラダは美尻ヨガでつくる』(北村エミ/KADOKAWA)によると、やみくもに脂肪を落とすだけ、筋トレするだけではダメ!
ヨガインストラクターの北村エミ先生が考案した「美尻ヨガ」のメソッドに従えば、女性らしい丸みのあるラインが魅力的なカーヴィボディが作れるといいます。
■お尻を動かせば全身にいい効果!
このキュッ!と上がったお尻、柔らかな曲線を描くボディライン。エミ先生のカーヴィボディは「美尻ヨガ」によって作られています。
「お尻だけ鍛えてもヒップアップするだけなのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、侮ることなかれ。「美尻ヨガ」で鍛えるのはカラダ全体を支える骨盤まわりのインナーマッスル。背中やお腹、太ももの筋肉とも繋がっているから、お尻を鍛えることが姿勢矯正や全身のシェイプアップに繋がるのだとか!
■運動の習慣がない人でも、1日1ポーズから
普段、運動をしないインドア派にもうれしいのが、1日1ポーズでもOKで、毎日続ければ確実に目に見える結果が出るということ。「ヨガをベースにしていながら柔軟性が必要ないので、『体が硬いから』とヨガを敬遠していた人でもまったく問題ありません」とエミ先生。「運動オンチな筆者にもできそう!」ということで、ワークアウトのひとつを実際にやってみました。
■背中から太ももを引き締める!
バッタのポーズ
1.床にうつぶせになる。足は肩幅に開き、腕は手のひらを下にして体の横に。
2.息を吸いながら上体と脚を高く上げる。そのまま5秒ほど自然な呼吸法を繰り返す
たった2ステップの単純な動きなのに、やってみると筋肉にかなり負荷がかかっているのを実感します! お腹にグッと力を入れないと上体と脚を上げられないのですが、お腹に力を入れながら息をするのがとても難しいのです。息を吸うとお腹に力が入らなくなって、足と頭が地面に着いてしまいそうになるのを5秒だけこらえます。
運動の効果を最大に高めるためには、手のひらを下に向けるのがポイント。
簡単な動きですが、足を開きすぎると腰に負担がかかるので注意を。また、あごを上げると肩に力がかかって、背筋が使いにくくなるそうなので気をつけて。運動初心者は5秒×5回、慣れてきたら5秒×10回取り組むのが目安だそうです。
■全身のフォルムが着実に変わっていく喜び
今は完璧なプロポーションのエミ先生ですが、昔彼氏に「お尻だけが残念」と言われたことを機に「美尻ヨガ」を考案したといいます。コンプレックスだったお尻が今では自慢のパーツになっているエミ先生の素敵な笑顔を見ていると、次は自分も!とやる気に。
本書には他にも、運動強度や引き締められる箇所によって選べるさまざまなヨガポーズ、ワークアウトが収録されています。お風呂から出た後のリラックスタイムなどに、まずは1日1ポーズから気軽にはじめてみてはいかがでしょうか?
文=箕浦 梢
|