秋本治「次は100周年で(笑)」『ジャンプ』50周年記念特別読み切りに『こち亀』登場!
公開日:2018/7/21
2018年7月14日(土)に発売された『週刊少年ジャンプ』33号で、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の特別読み切りが掲載された。連載終了から2年経った今も変わらないクオリティに、「ギミックが圧倒的過ぎて終始感動!」「やっぱり偉大な存在だったんだなと改めて実感した」と絶賛の声が続出している。
特別読み切りは「おめでとう! 少年ジャンプ50周年!!」というコマからスタート。しかしその場に両津勘吉の姿はなく、登場人物全員で探し始める。両津はどうやら200巻までは休まず出るけど、イレギュラーだから出ないと登場をしぶっているようす。しびれを切らした大原部長が「50周年の記念号だぞ! 主人公がいないなんて前代未聞だ」と“メタ発言”で怒りを露わに。その後GPSで位置を特定された両津は半ば強引に連れてこられ登場。しかし両津は登場するや否や、「“平成”から“憂鬱”に元号が変わりましたね!」と時代錯誤を匂わせるようなボケをかました。
全員がそろったところで、いつもの派出所に戻ることになった一行。そこでバーチャルコインを購入したという両津が、自分自身をモチーフにしたコインを作りたいと語る。すると中川圭一が、価値はないが金メッキで作られた“両津コイン”を制作し両津にプレゼント。ところが両津は、中川を利用して価値のないコインに“本物のお金と同じ”価値をつけていくが…。
特別読み切りを読んだ読者は、『こち亀』の変わらないクオリティに大絶賛。「ジャンプにこち亀が載ってるとすごく安心する!」「1話完結ギャグのお手本レベルが全く色褪せない」「読み切りなのに頭1つ抜けてる感じがして、来週から連載始まっても問題ないレベルだな」「安心感と安定感がすさまじい!」「ジャンプの絶妙さってこち亀が結構占めていると思う」といった反響が起こっている。
巻末コメントでは、作者の秋本治から「少年ジャンプ50周年おめでとうございます! 参加できて嬉しいです! 次は100周年で(笑)」との言葉が。次に『こち亀』が見れるのは50年後なのだろうか!?