鳥山明、北条司、岸本斉史… 『ジャンプ』歴代漫画家コメントに読者大興奮
公開日:2018/7/20
2018年7月14日(土)発売の『週刊少年ジャンプ』33号巻末に、同誌を彩ってきた歴代漫画家の目次風コメントが掲載された。錚々たる人気漫画の作者コメントに、読者から反響が続出している。
今回のコメント集は、『ジャンプ』創刊50周年を記念した特別企画。同誌創刊号に連載されていた『父の魂』作者・貝塚ひろしや、70年代を代表するスポ根作品『侍ジャイアンツ』の井上コオも参加しており、まさに50年を振り返るにふさわしい顔ぶれだ。
『キン肉マン』作者・ゆでたまごの嶋田隆司は「大阪の漫画少年を有名にしてくれてありがとう」と、自身の過去を振り返りながらコメント。『シティーハンター』作者の北条司は「ここにコメントを書くのは23年ぶりです。ほとんどの読者が生まれる前… なのかな…」と寄せており、歴史の重みを感じさせるコメントが続出している。
一方、比較的新しい作家陣からは未来を見据えた言葉も。『NARUTO -ナルト-』作者・岸本斉史の「100周年の時はまだギリでコメント書けるかな?」というコメントや、『テニスの王子様』許斐剛の「来年はテニプリ20周年イヤーです! ジャンプ作家の誇りを持って攻め続けるぞ」など、年代別の違いも楽しく読めるポイントだ。
さらには、コメントで読者を笑わせてくれる作者も。『BLEACH』の久保帯人は「最近犬とメガネをかいました。どちらも最高」と近況をコメントしつつ、「ジャンプ50周年も最高」と締めている。他にも『DRAGON BALL』鳥山明の「漫画を描いてないのに忙しいのは根性が無くなりダラダラ仕事をしているせいかも」といったコメントや、『北斗の拳』武論尊の「北斗の拳以後一度も仕事のオファーがないのは何故?」などの自虐ネタも披露されている。
読者からは、「歴代の作家コメントは圧巻だ…」「創刊時の作者もコメントしてるなんて、歴史を感じる」など反響が続出。また、かつての読者からも「懐かしい作品が多くて涙出そう」「時を越えたオールスターだわ!」といった声が上がり、各年代のファンから幅広い反響が巻き起こった。
半世紀にわたり、多くの読者を虜にしてきた『ジャンプ』。50年後の100周年では、さらに盛大なお祝いとなるだろう。