アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」17話に“水木しげるロード”が登場!?「ますます鳥取に行きたくなる」と大好評
公開日:2018/7/28
2018年7月22日(日)に、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第17話が放送された。今回はラストシーンが現実とリンクした仕掛けになっており、「このオチは秀逸!」「ますます鳥取に行きたくなるなぁ」と歓喜の声が上がっている。
第17話「蟹坊主と古の謎」は、前回に引き続き水木しげるの故郷・鳥取県境港市が舞台。人間の少女・まなに着いてきた鬼太郎たちは、お祭りを満喫した後ものんびり観光していた。しかし突然町に怪しい修行僧が現れ、人々が銅像に変えられるという事件が。修行僧は人間になぞなぞのような問いかけをし、答えられない人を銅像に変えていた。
鬼太郎たちはさっそく修行僧を探し出すが、ねこ娘も鬼太郎も成す術なく餌食に。だが修行僧は砂かけばばあを見ると、「姫様…」とつぶやいて攻撃の手を止めた。隙をついて逃げ出した砂かけばばあは、烏天狗に助けを求めることに。烏天狗の長老曰く、修行僧はかつて人間の姫を守っていた蟹坊主という妖怪。蟹坊主は1度封印されてしまったため、姫が命を落としたことを知らないまま暴走していた。
砂かけばばあは自分が姫ではないことを伝えるため、再び蟹坊主もとへ。真実を伝えたうえでなぞなぞに答えると、蟹坊主は修行僧から元の姿へ戻った。最後には姫様と同じ土地で眠ることを望み、自分の泡で銅像になってしまう。
蟹坊主の銅像は町の目立つところに置かれることになり、町の人たちは蟹坊主が寂しくないようにと他の妖怪たちの像を設立。現実の境港にある「水木しげるロード」を再現したような結末は、「水木しげるロードに話を持っていくとは思わなかった!」「良く出来た観光地アピール回」「これ見てから町を歩くの絶対楽しいでしょ」と視聴者に大好評のようだ。
ちなみに本物の妖怪ロードにある銅像は、原作のイラストを元にしているためアニメとは少しデザインが違う。鬼太郎やねこ娘などお馴染みの妖怪たちが勢ぞろいしているので、足を運んだ時はアニメとの違いもチェックしてみては?
■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/