1日1分の「わしづかみ」で首の凝りをほぐす! 恐ろしい病気を招く、睡眠中の脳脊髄液の滞りを解消する方法
公開日:2018/9/1
首が凝って頭痛やめまいに悩まされている人のために、簡単に首の凝りをほぐす方法を紹介した『1日1分「首わしづかみ」で脳脊髄液を流しなさい』が、2018年8月22日に発売された。
脳内の脳室で作られる脳脊髄液は、睡眠中に脳細胞が排出する老廃物を回収し、首にある静脈を通って心臓に流れていく。しかし人は夜眠っている間、起きているときの2~3倍という強い力で歯を食いしばるため、それが首の凝りを引き起こし、首が凝ると脳脊髄液の循環が悪くなる。そして、脳脊髄液の循環の滞りは、認知症をはじめ、重い頭痛、脳動脈瘤、脳梗塞、めまい、耳鳴りなどの原因にもなるという。
本書は、1日1分「首をわしづかみ」するだけで首の凝りをほぐし、脳脊髄液を流す方法を紹介。著者は「まーてる先生」の愛称で親しまれていて、医療法人てぃーだ・宮城歯科クリニックの院長である宮城旺照先生だ。
宮城先生の元には、めまいと頭痛に悩まされながらも、どの病院でも「原因不明」「脳に異常なし」と診断され続けてきた人が診察にくる。「原因不明」「異常なし」と診断を受けた患者の多くが、寝ているときの歯の食いしばりによる、血液や脳脊髄液の循環障害に陥っていると宮城先生は考えている。
脳と体の健康を守るためには、絶対に首の凝りをそのままにしてはいけない。本書で紹介されている「首のわしづかみ」を実践し、首の凝りをしっかりとほぐすことで、体の不調を改善することができるのだ。
本書では首のわしづかみの方法だけではなく、認知症にならないための習慣や食生活などにも触れていて、100歳まで元気に生きるための方法を学ぶことができる。