「なんていい奴らなんだ」アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」23話、アパートを守る妖怪たちに感動の声続出!

アニメ

公開日:2018/9/8

 2018年9月2日(日)に、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第23話が放送された。時代を超えた妖怪と人間の絆が描かれ、「もっとじっくり見たいお話だった」「妖怪に見守られて成長する姿が泣ける」と感動の声が続出している。

 今回の舞台となるのは、取り壊しが決まったオンボロアパート。オーナーである夏美は、アパートを出て婚約者と新しい生活を始めることになった。しかし、引っ越し当日に鬼太郎たちが現れ、取り壊しを止めてくれないかと相談。鬼太郎は、夏美の祖父母にあたるアパートの最初のオーナー・春夫と冬子の話を語り始める。

 アパートには新築当時からろくろ首、あかなめ、唐傘という3人の妖怪が住み着いてしまい、不気味な現象に怯えた住人からクレームが殺到。春夫から相談を受けた鬼太郎が一度は懲らしめるが、最終的に人間を驚かせないことを条件に住み続けてもいいという約束に。その後オーナー夫婦と妖怪は良好な関係を築き、アパートを狙う地上げ屋も妖怪たちが撃退。夏美がアパートを受け継ぐまで、その関係は続いていた。

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 夏美は妖怪を信じていなかったため、最初は鬼太郎の相談を断る。しかし夏美の婚約者が地上げ屋の身内だと発覚すると、隠れていた妖怪たちが姿を現した。妖怪たちを見た夏美は、幼いころ一緒に遊んだ時の記憶を思い出す。妖怪たちは夏美の成長に合わせて姿を消していたが、ずっと近くで夏美の成長を見守っていたのだ。

 夏美を我が子のように可愛がる妖怪たちには、視聴者から「なんていい奴らなんだ」「夏美が思い出すところめっちゃ泣ける」「つかず離れずの関係がなんかいいなぁ」「成長する夏美と変わらない妖怪たちの姿が切ないけど暖かい」と絶賛の声が相次いでいる。

 地上げ屋を再び懲らしめた後、アパートは砂かけ婆が管理する妖怪専用アパートに。夏美もオーナーとして時々顔を出し、妖怪たちとの交流を深めていった。

 今回のエピソードでは、鬼太郎ファミリーがかなり昔から人々を助けていたことも明らかに。今後も彼らは人と妖怪が丁度いい距離で暮らせるように活躍するのだろう。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/