海外のホテルで困った時に使えるフレーズ。これは覚えておきたい、超シンプルな旅行英会話

暮らし

公開日:2018/9/10

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『絶景を旅するシンプル英会話50』
(詩歩/KADOKAWA)

「私も最初はなかなか英語が話せずに苦労しましたが、文法的に完璧な英語でなく、自分の言いたいことを伝える上で必要最低限の英語を目指すようになってから、フッと心が軽くなり、英語が口から出やすくなりました」

 そう語るのは『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』を運営し、取材のため毎月海外に足を運ぶ詩歩さん。

■『To~』『For~』でどこでも行ける

 たとえば、「このバスはロンドンへ行きますか?」というフレーズを英語にすると、ふつうはDoes this bus go to London?(このバスはロンドン行きですか?)のようになりますが、本当はバスを指さしてTo London?(ロンドン行き)と言うだけで通じてしまいます。
 電車であれば、自分が乗りたい電車を指差してFor~?(~方面?)と聞くだけで必ず通じます。

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 こんなふうに文法的に完璧でなくても、1語や2語のすごくシンプルな英語で伝えられることはすごくたくさんあるんです。

普通は Does this bus go to London?(このバスはロンドン行きですか?)

シンプルフレーズ To London?(ロンドン行き)※バスを指さしながら

■ホテルで困ったら「No~」

 他には海外で困った経験をしたときに、なかなか英語が出てこないという場面もあるかもしれません。たとえば、海外のホテルでは日本のホテルと違って、お湯が出ない、ヘアドライヤーがないなどといったことがあると思います。そんな場面もNo~というシンプルなフレーズで解決できます。

お湯が出ないときは → No hot water.
ヘアドライヤーがでないときは → No hairdryer.

 このように、完璧な英語ではない超シンプルな英語でも伝えられることがたくさんあります。海外旅行へ行く際も英語を話すのであれば、しっかりと勉強しなきゃと構えすぎず、力を抜いてミニマムな英語で何かを伝えるようにしてみると、どんどん英語が話せるようになりますし、旅行自体も存分に楽しむことができるようになると思います。

【著者紹介】
詩歩(しほ)

「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサー
1990年生まれ。静岡県出身。世界中の絶景を紹介するFacebookページ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」を運営し、70万以上のいいね!を獲得し話題に。 書籍「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」シリーズを出版し累計60万部を突破。アジア等海外でも出版される。昨今の”絶景”ブームを牽引し、2014年は流行語大賞にノミネートされた。 現在はフリーランスで活動し、旅行商品のプロデュースや企業とのタイアップ、自治体等の地域振興のアドバイザーなどを行っている。浜松市観光大使。
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