<罪悪感ゼロ!> キレイに健康的にやせる! まるで“パン”なサンドレシピ【作ってみた】
公開日:2018/9/23
ここ数年話題の「糖質オフ」ダイエット。実践したことがある人も多いと思いますが、この中で一番つらいのが糖質、なかでも“パン”が食べられないことを挙げる人がかなり多いようです。
やせたいけど、パンは食べたい…そんなわがままを叶えてくれる1冊が『パンじゃないサンド』(金丸絵里加/主婦の友社)です。ここでは、パンは一切使わず、代わりに、高野どうふ、油揚げ、チーズ、はんぺんなどを使って、いつものサンドイッチのような味を楽しめるレシピがたくさん紹介されています。
しかも、パンよりもずっと糖質が低く、たんぱく質が豊富に含まれているので、ダイエット中の栄養補給にもぴったり!これならおいしく糖質オフダイエットも続けられそうですよね。そこで、今回はこの中から、高野どうふ、油揚げ、チーズを使った3品を実際に作ってみました。
1、意外にも、とろとろチーズとの相性バッチリ「クロックムッシュ」(P.28)
ぬるま湯にひたしてもどし、水けをしぼった高野どうふに、切り込みを入れてポケット状にする。この中に、スライスチーズとハム、トマトをはさみ込んだら、とき卵、牛乳、塩、こしょうを混ぜ合わせたところにひたし、まんべんなく吸わせる。これを、オリーブ油を熱したフライパンに並べ、両面にこんがりと焼き色がつくまで焼き、最後に粉チーズを散らせば完成。
1品目は、高野どうふを使ったレシピです。高野どうふが、パンの代用品になるなんて信じられないかもしれませんが、もどしてしっかり水けをきれば、ふわふわになり、これを両面しっかり焼いて食べてみると、確かにパンを食べているような感覚に。この表面のカリっ、中のふわっとした食感はなかなかクセになります。ここに、とろとろにとけた濃厚チーズがからむともう、高野どうふを食べていたことを忘れてしまいそうなほどに。高野どうふって、こんな洋な食材とも相性がいいんですね。ぱぱっと作れて、栄養満点なので、朝食にもぴったりですよ。
2、和風の味つけがよく合う「小松菜ともやしのセサミサンド」(P.39)
油揚げをキッチンペーパーに挟んで油をよくきり、フライパンで両面を焼く。この上に、マヨネーズを塗り、電子レンジで加熱し、塩、しょうゆ、すりごま、おろしにんにくを和えた小松菜ともやし、さらに目玉焼きをのせたら、もう1枚の油揚げで挟む。最後に、ラップでぴったり包めば完成。
2品目は、油揚げを使ったレシピです。油揚げも、見た目や味からして、パンに近いとは思えませんが、油をきり、しっかり焼くと、トーストのようなサクサクしておいしい生地になりました。ここに、和風な味つけをした野菜と目玉焼きを挟むことで、どこか懐かしい味がする、ほっとするサンドに。ラップでしっかり包んでいるので、たっぷり具材を挟んでも、食べるときに崩れる心配がなく、持ち運びも便利なので、お弁当にもおすすめです。
3、パリパリ食感がたまらない「ミニトマトとツナカレーマヨのカナッペ」(P.67)
スライスチーズをクッキングペーパーの上に置き、600Wの電子レンジで1分30秒ほど加熱し、チーズクラッカーを作る。この上に、ツナ、マヨネーズ、マスタード、カレー粉、パセリを混ぜ合わせたものをのせ、最後にミニトマトを飾れば完成。
3品目は、チーズを使ったレシピです。最初、チーズがなぜパンになる!? と不思議で仕方なかったのですが、レンチンするだけで、あっというまにクラッカーができ、マジックを見ているように驚きました。土台のクラッカーができれば、あとは具材をのせるだけ。香ばしく、パリパリっとした食感はかなりクセになり、このままでも十分おいしいのですが、そこにカレー味がきいたツナがのることで、見た目も華やかな、立派なオードブルになりました。本当に簡単に作れるので、太らない夜食としても使えます。
今回紹介した3品以外にも、ぺったんこにした高野どうふを使った焼き肉サンド、薄焼き卵を使ったラップサンド、はんぺんを使ったピザトーストなど、これらの食材で、こんなこともできるのか! と、びっくりするようなアレンジレシピがたくさん紹介されています。
“パンじゃないサンド”で、おいしく健康的なダイエットを!
糖質オフダイエットを続けにくいのは、米やパン、麺など大好きな糖質を控えないといけないから。これだと、ダイエットが苦しいだけで終わってしまいますよね。どうせやるなら、おいしく食べながら、健康的にやせていきたい。そんな生活をサポートしてくれるのが、高野どうふや油揚げなどを使った“パンじゃないサンド”です。一見、どうなの!? と疑うと思いますが、だまされたと思って作ってみてください。意外とパン以上にハマるかもしれませんよ。健康的にダイエットするために、試す価値ありです!
文=JUNKO