腰痛も便秘も、おなかをゆる~くもむだけで一気に解消できる!
更新日:2020/5/11
■超簡単で効果的な「おなかもみ上げ」の方法は――
「おなかもみ上げ」は簡単で、気軽にできることが最大の特徴だ。寝ていても、座っていてもほぼ同じようにでき、時間も1〜2分あれば充分だ。
【もみ上げ時の体勢】
椅子に座った状態、または仰向けで両膝を立てた状態(股関節が折りたたまれて、おなかが緩んでいることがポイント)
【もみ上げの順序】
【1】おなか全体を手でさすっていく
(1)ろっ骨(あばら骨)の際のすぐ下のライン(左右)を10往復ずつ
(2)股関節(コマネチ)のライン(左右)を10往復ずつ
(3)おなか全体を、円を描くように10回転(おなかに向かって時計回りに)
【2】おなかの8エリアをポン、ポンともみ上げていく(重ねた両手の指で、押し上げる)
【3】おなか全体を、円を描くように10回転手でさする(おなかに向かって時計回りに)
詳しい説明は本書に譲るが、とてもシンプルで覚えやすい方法なので、誰でも簡単にできることがわかると思う。おなかを押すのに合わせて、「ホ、ホ、ホ」と息を細かく吐き、「スーッ」と吸ってから次のポイントに移るようにすることが、効果を倍増させるためのポイントだ。
「そんなに簡単な方法で本当に効くの?」と思う方もいるかもしれない。だが、その心配は必要なさそうだ。普段から便秘ぎみの筆者のパートナーは「おなかもみ上げ」を行ったところ、その効果は翌朝から表れ、確実にいまも続いているとのこと。ほかにも「巡りスイッチを入れる、ふくらはぎエレベータ−」「体幹&美容スイッチを入れる、膝立てパタパタ」「痩せるスイッチを入れる、おなかくびれツイスト」の3つの簡単な体操も紹介されている。肩こりや腰痛、むくみや太りぎみなど、なかなか解消しない悩みを持つ方に、ぜひ取り組んでもらいたい。
文=井上淳