テレビで話題騒然! ガマンしないで1年で-20kg、リバウンドもなし!「麻生れいみ流ロカボ(低糖質)ダイエット」って?
公開日:2018/11/7
テレビ『梅沢富美男のズバッと聞きます!SP』で、ゆりやんレトリィバァさんがたった10日で8.3kgも痩せて話題騒然となっている「麻生式ロカボ(低糖質)ダイエット」。ロカボ(低糖質)ダイエットは数多くありますが、なぜ麻生式がこんなにも支持されているのか? その秘密に迫ります!
著者の麻生れいみさんは30代後半、仕事のストレスで65kgまで増加。太りすぎて、ひざの痛みや腰痛にも悩まされていたそう。そんなある日、当時流行っていた冷しゃぶドレッシングにハマり、毎日、朝昼晩と冷しゃぶを食べていたら1年間でなんと20kgもやせたとか。肉や野菜を満腹になるまで食べ、知らないうちに炭水化物抜きの食生活をしていたのです。現在でも糖質オフの生活は板につき、そのまま10年間体重をキープしているそう。
そんな麻生れいみ先生のメソッドとレシピを紹介した『作りおきでやせぐせがつく糖質オフバイブル』(主婦の友社)は、忙しいけど健康的にやせたい人におすすめな1冊です。
糖質オフ食材ってどんなもの?
これまでのダイエットで「ヘルシー」とされてきた食材が糖質オフダイエットではNG!ということも多いのです。逆にバターやマヨネーズは糖質少なめの優秀食材。野菜や調味料には意外と高糖質のものも多いので、チェックしてみましょう。
【OK食材】
●牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉 ●肉加工品(ハム、ベーコン、ウィンナーソーセージなど) ●魚介類全般 ●豆、大豆加工品(とうふ、厚揚げ、油揚げ、豆乳、納豆) ●卵 ●バター、良質な油 ●いもや根菜以外の野菜類 ●海藻 ●きのこ ●チーズ ●ナッツ類 ●こんにゃく、しらたき
【NG食材】
●ごはん、めん類、パスタ、パン、シリアル ●スナック、菓子全般 ●小麦粉を含む加工品 ●ドライフルーツ ●市販の野菜ジュース、フルーツジュース、人工甘味料の入った飲料
どうして糖質オフに「作りおき」がいいの? 6つのポイント
(1)食事として、すぐにいつでも食べられる
(2)おべんとうも詰めるだけであっという間
(3)おやつや小腹がすいたときも「作りおき」があれば挫折なし!
(4)お酒もOK!「作りおき」をおつまみに
(5)品数をそろえやすいので栄養バランスがとりやすい
(6)食費がかさむといわれる糖質オフも、食材を使いきれる作り置きなら続けやすい
麻生流作りおき糖質オフのやせる食べ方テクニック5
(1)たんぱく質&野菜の「目ばかりワンプレート」
たとえば体重50kgの人なら、1日60~80gのたんぱく質が必要。でも何をどれくらい食べればいいのかピンときませんよね。そこで簡単に目安がつかめるのが、たんぱく質&野菜のハーフ&ハーフを“目ばかり”で盛るワンプレートです。
(2)献立ならさらに満足
下記の献立、さてどっちが低糖質? 答えは見た目も豪華な「チキンソテー4品献立」。作りおきなら盛るだけで品数豊富な献立が完成!
(3)「詰めるだけべんとう」を習慣にして
お昼は外食やコンビニより、断然手作りべんとうがやせぐせへの近道! 作りおきなら朝詰めるだけ。たっぷりのたんぱく質に、それと同量以上の野菜が基本です。
(4)小腹がすいたら「原始人BOX」を持ち歩こう!
どうしても小腹がすいてしまったときは、スナックやお菓子ではなく、こんぶ、ナッツ類、小魚、あたりめなど、乾物中心のおやつを。かみごたえがあるので少量でも満足感あり。
(5)+αの「ミネラルパウダー」をとり入れよう!
「糖質オフおかずを食べているのにやせない」という人はビタミン・ミネラルが不足しています。でも、うまく料理に取り入れることが難しいという人には、ミネラルパウダーがおすすめ! いつもの料理にちょこっと加えるだけでOK! サラダやスープにふったり、炒め物にまぜたり、味のアクセントにもなります。
いかがでしたか? 本書では作りおきで糖質オフなメニューが110レシピも紹介されています! ほかにも外食のときの対処法や、コンビニで買うときのおすすめ食材などもレクチャー。忙しい現代人にぴったりな「糖質オフ(ロカボ)ダイエット」本です。
PROFILE●麻生 れいみ(あそう れいみ)
管理栄養士。大手出版会社の編集・ライターを経て、服部栄養専門学校栄養士科卒業。30代で健康的に20kg減量に成功し、当時、流行していたダイエット法と違っていたため、疑問を抱き栄養学を学んだ。現在は管理栄養士として、大手企業の特定保健指導・栄養相談。病院の臨床研究においての栄養療法を監修。ダイエット指導においては、約6000人を指導。レシピブログ「食べて痩せる糖質制限・炭水化物ダイエット(ケトン体質ダイエット)」は、ダイエット・ビューティー部門で常時上位ランキング。管理栄養士、日本抗加齢医学会会員、日本ファンクショナルダイエット協会公認アドバイザー、食育栄養インストラクター、クシマクロビアドバイザー、服部流割烹初許奥伝、全国料理技術検定料理技術上級、全国栄養士養成施設協会栄養士実力認定Aランク。