「妖怪にも方向性の違いとかあるんだ…」仲違いする小豆妖怪たちにツッコミの声【アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」31話】
公開日:2018/11/10
2018年11月4日(日)に、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第31話が放送された。小豆を愛する妖怪3人が仲違いするのだが、その理由が「バンドの解散みたいだな」「妖怪にも方向性の違いとかあるんだ…」と話題になっている。
第31話は小豆洗い、小豆はかり、小豆婆という3人の妖怪がメイン。3人は名前の通り小豆にまつわる妖怪で、昔は人間から恐れられる存在だった。しかし現代の人間たちは3人に目もくれず、すっかり忘れられている。人間に小豆を愛してほしいと考えた3人は、ねずみ男の提案でネットに動画を投稿する活動を始めることに。
この時点で視聴者からは、「小豆の妖怪ってこんなにいたのか」「まさかの小豆オールスターズ」「昔の人ってそんなに小豆が怖かったの…?」と驚きの声が。
ねずみ男がプロデュースする動画は、スイーツを食べたり体を張って遊んだりと小豆に全く関係ないものばかり。しかし動画の再生数は着実に伸びていき、3人はネット上で人気者になる。小豆洗いは動画での活動に積極的だが、小豆はかりは小豆を触らない生活に疑問を抱く。2人は小豆婆を挟んで口論になり、結局小豆はかりはチームから抜けることになってしまった。
「お前の小豆愛はそんなものか!」と言い争う2人に、視聴者からは爆笑の声が。「仲間割れが妙にリアル」「音楽性ならぬ小豆愛の違いか…」「なんか小豆はかりの気持ちもわかるわ」「売れてきたチームによくある話だね」と、人間と同じようなすれ違い方に共感する人も続出した。
その後小豆婆が小豆洗いに無断でソロデビューし、チームはすっかり分裂状態。しかし小豆婆が人気に乗じて小豆を人々にふるまい、当初の目的通り人々に小豆の良さを広めることに成功する。結局小豆ブームは瞬く間に去ってしまうが、初心に帰った3人は地道においしい小豆を作り続けることに。マイナーな妖怪にもそれなりの苦悩があることがよくわかるエピソードとなった。
■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/